日本の教育は、これでよいのかな

2010/06/30(水)16:16

言葉の身に付け方は、外国も日本も同じ

学力向上対策(29)

  言葉をどのようにして、身に着けさせるか、このブログでは、何度か、書いてきました。『学び方がわかる本』 L、ロン ハバード原作の本を読みましたら、このブログで書いてきたことと、重なることが書かれていました。  左記の応援のマークをクリックして、戴けますと、うれしいです。    上記に、「例文を書きましよう。10あるいは、それ以上、書く必要があるかもしれません。」とありますね。このブログでは、漢字の習得では、文を作り・発表し合い・聞き合うことが大切だと書いてきました。実際、リンゴ・車・先生・・・・・などの日常語は、その必要がないでしょうが、次のような漢字語は、必要ですね。抽象的な漢字で、4年生頃から体育でも音楽でも算数でも・・・・・の時間でも出てくる言葉がるのですね。これを「学習論理語」といいますね。それが下記の表の中にあります。  上記の表が、見えにくいので、全体の右半分を大きくして出します。                            『たのしく学ぼう漢字』(ルック)少しは、読みやすくなったでしょうか。このような抽象漢字語が、学習の中で出てくるのですね。学習の中で出てきて、これらの漢字語の意味が分からないと学習が理解できなくなりますね。ですから、これらの漢字語は、特別、丁寧に学習する必要があるという訳ですね。この特別丁寧というのが、上記の『学び方がわかる本』で言っている、「文を作る」ことなどなのですね。今までの教育では、これが、意識的に、やられていませんでした。自然に任せていたわけですね。しかし、これは、意識的に指導しなければ、力は、付きませんよね。指導がなくては、力は、付かないのは、当たり前のことですね。こんな当たり前のことをなぜ書くのかと思いながら、僕は、書いています。時間をとって、授業でやることが、大切なのです。抽象語はたくさんありますが、いくつかを授業で指導しておくと、子どもは残りの抽象語は、辞書などを使って、自分で学習して、補うことができるようになるのですね。自立した学習ができるということですね。だから、時間をとって、いくつかの抽象語を指導しておくことが、どんなに大切かということがいえるのですね。これは、授業で抽象語の学習の仕方を身に着けるからですね。このような漢字指導から見て、大阪府のように「漢字は詰め込みが一番」というやり方は、どういうものでしょうかねえ。 この記事に対するコメントなどお寄せください。 また、参考になったなあと、お感じになりましたら、下のマークのクリックして下さると有り難いです。   人気blogランキングへこちらは、僕らが作った漢字1字・1字の指導の練習帖です。 1セット5過程に基づいた展開になっています。 1~6年生まで揃っています。元・A教科書編集部長・現場教師が作ったものです。A教科書編集部長さんは、長年、国語教科書の編集にあたっていて、漢字指導のあるべき姿を追及していました。その中で、僕らの考えに共鳴してくれました

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