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カテゴリ:海外リーグ野球
『チーム名変更?』 今回は西アジア地域・インド亜大陸を対象としたプロ野球リーグであるbaseball unitedについて見ていきたいと思います。 以前にサウジアラビアと提携を結び、3つのフランチャイズが用意された点、カシュ・シェイクCEOがNYで松井秀喜氏と会った事などありました。 そして今回の新情報ですが、既存のドバイ・ウルフズ、アブダビ・ファルコンズのチーム名が変更され、それぞれアラビア・ウルフズ、ミッドイースト・ファルコンズとチーム名となりました。 これはサウジアラビア、カタール、バーレーン、クウェート、オマーン、UAEといった国々で構成されるGCC全体にフランチャイズを拡大する事が狙いとの事です(記事)。 カシュ・シェイクCEO曰く「この地域には7%の野球ファンがおり、約500万人いると推定される。そして自分達のチーム、地元の雰囲気、存在感、アイデンティティを持つランチャイズを持つ事でGCC6ヶ国全てのファンと有意義な繋がりを持てるようになる」と語っています。 つまりのところ、UAE(ドバイ・アブダビ)に限定するのではなく、中東地域の人々達に「オラがチーム」と思ってもらいたいという事なのかな?と思います。 確かにインドやパキスタンという人口が多い国が1チームのみに対してUAEが2つ持つというのは少々不自然だった印象だっただけに、この変更も頷けるでしょうか。 また、バーレーンやクウェート、オマーンと言った国は人口もそこまで多いわけではない国なだけに、それぞれにフランチャイズを置くというのは難しかったのかな?と思います。 ただこの中にサウジアラビアが含まれていますが、記事によれば予定通り3つフランチャイズが置かれる予定となっており、サウジアラビアは対象外なのではないかな?と思います。 そしてもう一つ興味深い新情報としては正式なシーズンは2025年冬に開幕する予定との事で、どうやら今年はシーズンではなく、別の形での試合計画やサウジアラビアの拡張フランチャイズを発表する予定との事です。 となると最後の8チーム目の発表は今年は行われないのかもしれませんね。 また、オマーンで思い出すのが名球会とWEB3プロジェクトDAAAMOがパートナーシップを提携して世界に野球を普及する活動を開始するといった発表ですが、スポーツアカデミーの設立にオマーン政府のバックアップと記載されていましたね(記事)。 このプロジェクトの進捗状況はどうなっているのか、少し気になるところです。 今のところはやはりインドやパキスタン、スリランカといった国がリードしている状況ですが、UAEやサウジアラビア、カタールといった国々は大会を行うなど徐々に野球に取り組み始めており、中東でも野球が盛んになっていく事を期待したいですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.03.27 15:00:08
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