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カテゴリ:海外リーグ野球
『野球リーグ開幕へ』 今回はパキスタンの野球について見ていきたいと思います。 以前の記事でも触れさせていただきましたが、パンジャブ州にていよいよ野球リーグが開幕する事が判明し、3チームによるドラフトも終了したそうで、注目すべき投手も何名か挙げていますね(twitter)。 ちなみに女子野球のリーグ戦も行うとの事で、女子の方にも力を入れているようです。 そして何名か挙げている投手のうち、2人の投手がtwitterにて投球フォームが確認できますが、アジア野球選手権大会で取り上げられたムシャラフ・カーン投手やアマーン・カーン投手もそうですが、やはりパキスタンの投手は大体腕の位置がサイドに近い形の投げ方をしていますね(twitter、twitter)。 それにしても独学で動画から投球フォームを学んだとありますが、今はSNSで様々な技術論関連の動画を見る事ができるのでそういった事も可能なのかな?と思います。 そして使用される球場ですが、既に完成しているとの事で、観客席も設けたパキスタン初の本格的な野球場となっています(twitter、twitter)。 更に現在はトレーニング期間中との事ですが、元MLB経験者を招聘して選手達の指導にあたっており(twitter、twitter)、まだまだ野球が発展途上の国では適切な指導者がいないのがネックとなる事が多いそうで、欧州でも元オリックスのマエストリ投手も同様の事を語っていましたが、最高峰のレベルを経験した選手を招聘して若い選手達を指導してもらえるのもプラスに働くのではないでしょうか。 独学も大事ですが、しっかりとプロとして第一線でプレーしてきたか、もしくは技術論を学んだ指導者の存在は成長していく上で欠かせないと思います。 先程独学でここまできた投手も現在はMLBのコーチの下でトレーニングに励んでいるとの事で、独学でやってきて現時点で88マイル(141.7キロ)も計測できるならば技術を学び、体も細いので大きくしていけば夢の150キロ越えも夢ではないでしょう。 baseball unitedで初のプロ球団が誕生し、パンジャブ州政府からの支援などを受けて球場や野球リーグが誕生し、更にパンジャブ州政府のハヤット大臣は今回の野球場の他にも野球場を建設していく考えを示しており(twitter)、地道な活動が実を結びつつあるようです。 更なる発展の為には野球レベルの更なる底上げと同時に興行面でのプレゼンなども必要ではないかな?と感じるところで、パンジャブ州だけでなく広げていく事も重要となってくるでしょう。 草の根とプロ野球とパキスタンもインドネシア(アジア甲子園、佐賀インドネシアドリームズ)と同じく環境と道標が整いつつあるのは非常に大きいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.04.19 00:20:38
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