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カテゴリ:広島東洋カープ
『復帰後初本塁打、意外な活躍』 本日はMLBに在籍している元広島の選手を見ていきたいと思います。 まずは鈴木誠也、復帰後は不振が続いていましたが、16日の試合では本塁打を含む5打数2安打と複数安打を記録(twitter)、打球速度や角度自体は悪くないので調子を戻していけるでしょうか。 ただ気になるのはBB/Kの低さ、7四球/23三振で三振が非常に多くなっていて四球もあまり選べておらず、現状フリースインガー状態なので長期的に見てどうなのかが少し気になるところでしょうか。 ただ一発を打った際の打撃はある程度引っ張り寄りの打球を打っているように、鈴木誠也は引っ張っている時が好調だと感じるので復調の兆しが見えてきたと言えるのではないでしょうか。 逆にライト方向へしか飛ばなくなってくると不調の兆しなので要注意です。 続いてはライアン・ブレイシア、大谷や山本らと同じLADに在籍していてリリーフとして12試合に登板、防御率は4.63なものの、奪三振率は9.26で四球が僅か3つ、K/BBは4.00、WHIPは1.11と非常に優秀な内容となっています(スポナビ)。 SD戦で一挙に3失点してしまった事で防御率は芳しくないですが、この内容ならば良化していけるのではないかなと思います。 最後に意外な選手として取り上げたいのがテイラー・スコット、かつて広島に2年間在籍し、1年目はクローザーに抜擢されたものの炎上して活躍できず、しかしながら首脳陣に期待されて契約更新すると、翌年は先発に転向しましたが、結局芳しい成績は残せずに広島を退団しました。 ところが今季はHOUに在籍して19試合に登板、防御率は2.25と好投しています(スポナビ)。 四球は20回投げて12四死球と非常に多いですが、被安打数や奪三振数は非常に良く、WHIPは1.15と優秀です。 ちなみに投球フォームをtwitterにて投稿してくださっている方がいましたので、紹介したいと思います。 スコットはコロナ禍で一旦活動終了する前に行われたオープン戦では好投していましたが、いざシーズンが始まると打ち込まれてしまいました。 個人的に印象に残っているのはオープン戦の頃と開幕して以降では投げる際の腕の位置が違っていた点にあります。 twitterに投稿されている投球フォームだと完全に横手で投げているのですが、開幕してからでは腕の位置がこの動画よりも少し上の位置から投げてしまっており、上下のバランスが非常に悪くなっていたのを思い出します。 そして、契約更新した際には「腕の位置をサイドに戻す事が復活のカギではないか?」と書いたものの、まさかの腕を更に上げる投球フォームに変更(確か記事になっていました)してしまい、結局広島では活躍できませんでした。 ひょっとすると黒田アドバイザーがいる今の時期ならばサイドに転向して活躍している塹江と同じく、適正な腕の位置をアドバイスされて修正できていたかもしれないと思うと少し残念ですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.05.17 00:22:33
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