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リュウちゃんの懐メロ人生

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2010年02月09日
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カテゴリ:SF・天文学

下記の科学記事、先月、朝日新聞に掲載されたものです。
リュウちゃん、この記事を読んで、背筋が寒くなりました。「これこそ、数ある地球滅亡のシナリオの大本命ではないのか!?

オリオン座の1等星「ベテルギウス」で、超新星爆発へ向かうと見られる兆候が観測されている。米航空宇宙局(NASA)が6日に公開した画像には、星の表面の盛り上がりとみられる二つの大きな白い模様が写っていた。この15年で大きさが15%減ったという報告もあり、専門家は「爆発は数万年後かもしれないが、明日でもおかしくない」と話す。もし爆発すれば、満月ほどの明るさになり、昼でも見えるようになる。
 冬の大三角の一つでもあるベテルギウスは、赤色超巨星と呼ばれる巨大な星。直径は太陽の1千倍で、太陽系にあるとしたら、地球や火星はおろか木星までが覆われる大きさだ。重いため一生は短く、まだ数百万歳(太陽は46億歳)だが、すでに寿命に近い。最後は超新星爆発を起こし、ブラックホールなどになるとされる。

 地球からの距離は約600光年。地球からベテルギウスを見ると、東京から大阪に置いてあるソフトボールくらいの大きさにしか見えず、これまでは大きな望遠鏡でも点程度にしか見えなかった。だが近年は、複数の望遠鏡を組み合わせて解像度を上げることにより、その表面や周囲のガスの流れまで撮影できるようになった。 昨年、米欧の研究者がほぼ同時に3本の論文を発表し、ベテルギウスが大量のガスを放出していることや大きさの急減が示された。ガスの放出によって星の表面が梅干しのようにでこぼこに膨らんでいるらしい。
 ただ、その後の別の観測では、大きさの変化はあまりないという報告も出ているという。3本の論文のうちの1本の著者で、独マックスプランク電波天文学研究所の大仲圭一研究員は「爆発がいつかは分からないが、死の直前を見ているのは間違いない。今まで想像するしかなかった星表面の様子も、実際に見て確かめられるようになってきた」と話す。(東山正宜)


リュウちゃんが上記の記事を、「地球滅亡のシナリオの大本命」と感じた理由は以下のようなものです。


(1) 超新星が満月ほどの大きさになるといえば、太陽と同じくらいの大きさになるのだな、地球に、もう一つ太陽と同じエネルギーが降り注ぐ事になるのかな?

(2) そうなると、地球の表面温度は何度くらいになるのかな?現在の地球全体の表面温度を摂氏0度と仮定すると、、摂氏0度は、華氏273度だから、現在の太陽のエネルギーで華氏273度になっているとすると、もう一つ、太陽の熱がこれにプラスされるのだから、華氏546度になるのかな?そうすると、地球全体の表面温度は、摂氏273度になってしまうではないか!!!、こりゃ、大変!!!南極や北極の氷が全て融けてしまうばかりか、地球上の水がすべて蒸発してしまうではないか!!!

(3) そうなると、先ず地球上氷が全て融けて陸地の殆どが水没→それから、地球上のすべての水が蒸発して、天上に舞い上がる、地表の生物はおろか、水生の動・植物も、すべて死滅してしまうな(筒井康隆の「日本以外全部沈没」の比じゃないな、えらいこっちゃ!!!)

(4) 地上は物凄い分厚い水蒸気の雲に覆われる、この途方も無い水蒸気で、地球表面の気圧は、現在の数百、数千倍になるな、まるで現在の金星の状態以上だな(現在の金星の地表の気圧は、90気圧、表面温度は、およそ摂氏150℃~500℃)こりゃ、一時的に地下深くに大規模シェルターを作っても、すぐにシェルターも強烈な地熱のために、住めなくなるな、

(5) そうなると、人類は、隣の火星か、天王星あたりに丸ごと移住しなければならなくなるな、これこそ、「ノアの箱舟」の近未来版なのかな?でも、現在の科学力では、とても人類全体を他の惑星に移住出来るほどの「箱舟」は出来そうも無いな、そうすると、地球人60億人の内、男女各500人くらいの選別された人々しか「ノアの箱舟」には乗れない事になるな、この選別はどのようにされるのだろう?日本人で選抜される人は、世界の人口比から考えると、せいぜい男女10くらいしか選抜されないだろうな、内、日本人宇宙飛行士は選抜されるだろうな、男性は、,毛利さん、土井さん、若田さん、野口さん、古川さん、星出さんの6人、残る一般人枠はあと4人しかない!女性は向井千秋さん、山崎直子さんの2人、女性のほうが、少し一般人枠が多いいのかな?(といっても、タッタ8人、この8人の中には、リュウちゃんの新しいディーヴァ・蒼井優様も入るのだ!)

(6) 実際に「ノアの箱舟」に乗れるのは1000人くらいとして、他に全世界の優秀な人間の精子・卵子を男女各10000人分くらい採取してストックしておく、目的とする新世界に到着した後には、新世界での生活に対応できる人間を、この精子・卵子の組み合わせから造り出す、新世界で生き延びていくには、今の人類では難しいな、やはり、半村良の小説に出てくるような、「アバター」のナヴィのような「超人類」の誕生が不可欠だな、「ホモ・サピエンス」誕生から?万年、そろそろ「ホモ・サピエンス」を超える新しい種の超人類が誕生してもいい時期のようにも思えるし、、

などなど、リュウちゃんの妄想は、果てしなく膨らんでいくのでありましたが、

しかし、冒頭の新聞記事をよくよく読みますと、
もし爆発すれば、満月ほどの明るさになり、昼でも見えるようになる。
リュウちゃん、早やトチリでした、リュウちゃんの妄想は、「満月ほどの明るさ」「満月ほどの大きさ」と、取り違えたことが原因でした。「満月ほどの明るさ」ならば、それほど大きなエネルギーが地球に届くことはないでしょうからね、やれ、一安心です。

ちなみに、600光年の彼方から、太陽と同じ量のエネルギーを地球に届けるためには、一体、元の星は、どれ位のエネルギーの放出が必要なのでしょうか?リュウちゃん、暇に任せて少し計算してみました。

(1) 地球から太陽までの距離は1億5000万km、1光年は約9兆5千億kmですから、地球からペテルギウスまでの距離(600光年)は、地球から太陽までの距離の約6千万倍、
(2) 若し、ペテルギウスから地球に、太陽と同じエネルギーが届くとすれば、ペテルギウスは全体で、太陽の何倍のエネルギーを放出しなければならないかと考えてみますと、距離の2乗に版比例しますので、6千万の2乗、すなわち、(6×10の7乗)×(6×10の7乗=36×10の14乗倍のエネルギーが必要です。つまり、太陽の放出する全エネルギーの1億倍のそのまた3600万倍,つまり3600億倍!!!途方も無い数字です。

(3) これがどれ位、途方も無い数字かと申しますと、我々の太陽系の属しています銀河系宇宙には、約1千億(10の11乗)個の恒星(太陽のようなエネルギーを放出している星)があります。この、銀河系宇宙全体の構成が発しているエネルギーの3,6倍ものエネルギーを放出しないと、地球に二つ目の太陽は輝かないことになります。

(4) ペテルギウスから地球に、太陽と同じエネルギーが届くとすれば、ペテルギウスは、銀河系宇宙全体の恒星が発している全エネルギーの3,6倍のエネルギーを出す必要がある、という訳です(この計算、合っているのかどうか、文系のリュウちゃん、あまり自信がありません、高校の理科系の後輩の楠田枝里子さん、この計算で合っているのでしょうか?)


いくら超新星の大爆発といえども、そんな途方も無いエネルギーを発散出来る訳は有りません。やはり、仮にペテルギウスが超新星となるような大爆発を起こしても、せいぜい地球には、月が2つ出来る程度の影響に止まりそうです、やれやれ!一安心、です。

しかし、しかし、、太陽のごく近く(600光年は、宇宙全体から考えたら、ごく近くなのです)で、超新星誕生という事は、地球の歴史に於いても、おそらく初めての出来事、光・熱エネルギーの放出の他に、強烈なガンマ線を放出し、その威力は、この超新星から半径5光年以内の生命体を全て死滅させるほど、とてつもなく凄まじいものだそうです。
地球からペテルギウスまでの600光年という距離は、上記、全ての生命体死滅距離の、150倍にしか過ぎません。


また、超新星誕生の大爆発によって、ブラックホールが形成されるらしいのです。これまで、ブラックホールは、数億光年の彼方の存在だと思っていたのに、僅か600光年のところに誕生する、この影響は、当然、地球にも及ぶはずですね、

リュウちゃん、またまた心配になってきました。


楠田枝里子様、地球は本当に大丈夫なのでしょうか?





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最終更新日  2010年02月10日 01時10分07秒
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