猫とＨｉｄａｍａｒｉで

目を閉じて
　　　心の扉を開いて

テラビシアにかける橋ＨＰ


シネマトゥデイ　↓


チェック

国際アンデルセン賞を受賞したキャサリン・パターソンの同名ベストセラー児童小説を映画化。いじめられっ子の少年と風変わりな少女が空想の王国テラビシアを作り上げ、友情を育んでいく姿を描く。監督はアニメ界出身のガボア・クスポ。主人公の少年少女を『ザスーラ』のジョシュ・ハッチャーソンと『チャーリーとチョコレート工場』のアナソフィア・ロブが演じる。CG技術を駆使して描いた子どもたちの空想世界と、涙を誘う感動のストーリーが見どころ。

ストーリー

女兄弟ばかりの貧しい家庭で育った小学5年生のジェス（ジョシュ・ハッチャーソン）と、引っ越してきたばかりの個性的な少女レスリー（アナソフィア・ロブ）。学校を牛耳るいじめっ子のターゲットにされてばかりの2人はやがて親友同士となり、近所の森に美しい空想上の王国“テラビシア”を作る。

英題： BRIDGE TO TERABITHIA
製作年： 2007年
製作国： アメリカ
日本公開： 2008年1月26日
上映時間： 1時間35分

スタッフ
監督：ガボア・クスポ
原作：キャサリン・パターソン
脚本：ジェフ・ストックウェル / デヴィッド・パターソン

キャスト
ジョシュ・ハッチャーソン
アンナソフィア・ロブ
ズーイー・デシャネル
ロバート・パトリック
ベイリー・マディソン



ネタばれ有りなので注意してくださいね！！

水曜日のレディスデーに観てきました。
やっぱり、殆どが女性でした。
冒頭は
ジェスの家族って・・・ぎりぎりの生活なのかもしれませんが、
ただ一人の男の子なのに・・・
父親は下の妹を可愛がってるようだし、
母親は子育てに一生懸命、
姉たちともあまり会話はないし、
唯一話すのは妹？？
家でも居場所がないジェス（ジェス本人がそうしてる？）
なんか救われないなぁ・・・

今の時代ではちょっと考えられないけど
スニーカーは姉のおさがり・・・
こんなのもいじめの対象になるんだよね！！
学校で疎外されてても、家で楽しければ救われるのにって・・・
思いながら観てました。



が、レスリーが転校してきてからは、だんだん近づいていく二人
まるで笑顔を見せなかったジェスが・・・レスリーと森へ出かけ
森の中でロープを見つけ・・・
そのロープで川を渡り・・・もっと奥へ・・・
ツリーハウスを見つけ2人の国を作り上げていく。
二人だけの空想の王国テラビシア
ここからは、二人とも生き生きしてて楽しそうで可愛い。
現実では疎外されてる二人が、現実で我慢してたことを忘れて
だれにも邪魔されず自分たちが思うまま自由に、
空想の王国テラビシアを作り上げる事が出来る。

音楽の先生への淡い憧れ・・・
男の子は一度は年上の女性に憧れをいだくのだろうか？？
この憧れが、事件の発端に・・・
憧れの先生に美術館に誘われレスリーの事が気になりながらも、
レスリーを誘わずに一人で行ってしまう。

（先生が生徒一個人をプライベートで誘うのって・・・？？？？？？
どうなの？？？っても思ったけど。。。。）

そして帰ってくると・・・レスリーの事を聞かされる。



レスリーの父親から
「君の事が大好きだった。友達になってくれてありがとう。
前の学校では友達がいなかった」と言われても
あまりにも突然で・・・信じられず泣くことも出来ず受け入れられないジェス。

そして、一人でテラビシアへ行き、いる筈のないレスリーを探す。
そこへ空想の敵が現れ逃げるが捕まりそうになる・・・
がそれは父親だった。

そこで初めて涙を流し父親に自分の胸の内を打ち明ける。
冒頭では、今一しっくりとしてなかった父と息子の関係が、
ここでは、しっかり抱きしめ話を聞いてあげる父親。。
あ～～～っ、やっぱり父親だ。

ある程度吹っ切れた？？？悲しい出来事を受け止めた？？？ジェス・・・
テラビシアへつながる川には一人で橋を架け新たな王国を作り上げる。


遠い昔・・・
子供の頃に新たに何かを発見した時の喜び～
それを少人数だけの秘密とし・・・
秘密で何かをするって事のワクワク感！！
思い出しました。

いじめ～友情～淡い恋～後悔～家族～成長～

ジェスのレスリーに対する後悔！！
これはきっと、ずーっと背負っていく事になるのだろうか？？
レスリーの事は・・・ある程度予想はしてたけど、あんな形だとは・・・
児童小説の映画化なので、分かりやすかったですね。