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猫のように、気まぐれに しかし、威厳も持って(大袈裟?) 日々の感動を綴っていきたいです
カテゴリ:灰猫テンション
「さよならバースディ」、荻原浩さんは好きな作家の一人です。
ユーモア系の作品とのギャップに賛否両論なところもあるようですが、私はどちらも好きです。 ファンタジックな締めくくりには救われますが、途中の展開には胸が苦しくなりました。 ミステリーではありますが、Love story です。実際にバリバリのミステリーを期待された方からは手厳しい批評もでているようですが、「無垢な愛」の表現は素晴らしいです。動物好きの方にもお薦めです。 大学の研究室という閉じた世界の暗部に翻弄され、恋人の突然死に折れそうになり、でも最後は「哀しみ」をを乗り越えようとする主人公(大学助手:言語学研究者)の「純愛」に泣けました。 「ばー すき ゆき まこ」 バースディ(人言語を覚え始めた類人猿)の拙い、そして純粋な言葉も切なく響きます。 自分は、こんな風に誰かを愛することができるのだろうか・・・? いや、愛したいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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