2012年5月の投資成績
前月比▲5.80%でした。1、保有株式、投資信託等キャッシュポジション:10,850円2、当月購入・三井物産(8031)@1,113円×100エネルギーに強い総合商社の雄。他の銘柄との相関や将来のインフレリスクを勘案すると、エネルギーセクターの株は一定程度保有しておきたいな・・と思ってます。・三菱商事(8058)@1,577×100同じく総合商社の雄を買い増し。・理研計器(7734)@526円×100ガス検知器の販売と保守メンテナンスが事業の両輪。2桁の営業利益率、ROE6~8%とまずますの収益力を持っている一方、株価は正味流動資産以下に低迷中。まあ知名度の無い会社なので。・日本社宅サービス(8945)@311円×200企業向け借上げ社宅の斡旋や各種事務を代行する企業であり、この分野では国内トップシェアを保有(23%前後)。のれんの償却費(年1億円)が来期中に終了する見込みであり、翌々期以降は営業益が現状より2割程度増加しそうです。・アイフィスジャパン(7833)@19,500円×2証券会社向けの投資情報提供や印刷物の発行などを行う。楽○証券なんかを使ってる方は、ここのコンセンサス情報にお世話になってるのでは?各種印刷事業は右肩下がりだったが、投資情報の提供やASPサービスが伸びてきている。資産の6割強が現預金というガッチガチのBSで、株価は正味流動資産以下というのも魅力。・三井情報(2665)@12,725円×4ネットネット株(流動資産335億-総負債102億=正味流動資産233億>時価総額150億)当期は受注高・受注残高ともに前期比で2桁増。来期も利益が伸びるならば、資産・収益の両面で割安な水準ではないかと。・ブラザー工業(6448)@908円×100複写機・複合機、ミシン等を扱う。海外売上比率が高く収益力も平均以上の優良企業。事務機の消耗品ビジネスが好調な間に、次の事業が育ってくれればなー。・栗田工業(6370)@1,710円×100水処理装置を納入した上で、消耗品(水処理薬品)と保守・メンテで稼ぐ鉄壁のビジネスモデル。海外事業を拡大する戦略のようですので、今後も一定の成長に期待します。・前澤給装工業(6485)@1,027円×100埋設水道管に接続する各種弁・継ぎ手・分水栓などで国内トップシェア(約40%)高収益とは言えないが業績に安定感があり、株価は正味流動資産以下。09年3月期に大量の自己株を買っており、過去5年で発行済み株式を2割近く減らしています。・eMAXIS全世界株式インデックス 100,000円減らしていた積立額を月10万円に戻しました。3、当月売却・共立マテリアル(1702)@346円×1,000(+79,000)親会社のノリタケにより完全子会社化。もっと高い価格で買ってくれても良かったんだけどなー。以下3銘柄を資金確保のため売却・寺岡製作所(4987)@325円×100(▲2,000)・ソフト99(4464)@481円×100(+1,300)・三菱東京UFJ(8306)@339円×100(▲3,400)寺岡製作所は、増資と当期のFCF大幅マイナスの結果、相対的に割安度が薄れてきたと判断。ソフト99は、低PBR、鉄壁財務の資産株で、下落局面でも値持ちが良かったため。三菱UFJは、金融株も組み入れたい・・・的な理由で購入した銘柄なので。4、ポートフォリオの収益・修正ディーツ法を使用・月内の新規投入額は全て月初にあったとみなして月次収益を算定・月次収益を掛け合わせていき、2010年末を10,000とした基準価格を計算・手数料、税金、配当金、貸株料等を考慮している5、雑感シーゲル先生の著書には、株価が安定的に推移するよりも、大きな相場変動(下落)があった方が、長期投資家には利益をもたらすと書かれています。下げ相場というボーナスステージが続いている間に、淡々と保有株を積み増していきたいところですね。にほんブログ村