カテゴリ:その他雑談など
福島第一原発の事故は収束する気配が見えません。
日本国内では放射線に対する不安が高まっており、「CO2の排出が無く、環境にやさしいクリーンな発電所」というイメージは、放射能による環境汚染の現実によってすっかり崩れてしまったのではないでしょうか。 世界各国での原発推進策も、多かれ少なかれ失速することは確実でしょう ・・・・なーんて思惑があってか、日本製鋼所(5631)や岡野バルブ製造(6492)といった、いわゆる「原子力発電銘柄」は、震災以後の株価も冴えません。 ここでふと連想したのは、原子力と同じように健康被害が喧伝され、世界中で根強い反対活動がなされているタバコ産業についてです。 タバコ産業の世間でのイメージは、最悪とは言わないものの、かなり悪い部類に入っているかと思います。 ですが、そんなイメージに反して、タバコ産業への投資のリターンは決して低くありません。 それどころか、1925年~2003年において、米国市場で最も高いリターンを挙げた銘柄こそがタバコ製造業である「フィリップモリス(03年からアルトリアグループ)」だったのだそうですから、驚きです。(参照:『株式投資の未来』ジェレミー・シーゲル著) このカラクリは、長期に渡って安定した高収益を続け、しかも積極的に株主還元を続けている優良企業を、世間の悪いイメージゆえに安い価格で買えたからなのだそうです。 そんなわけで、世間が悪い印象を持っているために割安な価格になっている原子力関連の企業があれば、思い切って買ってみようかなーと考えています。(もうあまり余力は無いのですが・・・) 原子力発電所銘柄は果たして「買い」なのか。みなさまの考えはいかがでしょう? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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