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チラシの裏の幻視録

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こんばんは。

 本日はa_hさんから紹介のあった「脱原発は究極のエコ」について。

 いや、これ読んでもう吃驚仰天。

 「脱原発は究極のエコ」でありますか!
 しかも、個人の趣味で海へ行くために車でCO2やNOxやSPMを撒き散らしながら
 WHOによると、世界の化石燃料の燃焼等による大気汚染に起因する死者は年間300万人に上っている可能性があるのではありませんでしたか?!


 紹介のあった文章を読み、趣味のために化石燃料を燃焼させている者が「究極のエコ」について語ることに対し、非常に違和感を感じました。
 おそらく、このエコロジー志向(だと自分達は思い込んでいる)サーファーの皆さんの中には、煙草の吸殻を海岸に棄てる方は一人も存在していないことでありましょう。
 また、海への移動はガソリンや軽油の燃焼を動力源とする自家用車ではなく、全員がハイブリッド車や燃料電池車か、若しくは電車等を使用しているのでありましょう。

 人類が地球上の生態系に与える負荷の増大は、産業革命以降の科学技術の急速な進歩と、それに伴う化石燃料に依存した文明の構築、そして人口の増加に起因するものです。
 つまりは、「究極のエコ」(←この言葉自体、少し変でありますが)とは、人類をこの地球上から根絶することなのであります!



 冗談はさておき(笑)、日本社会全体の年齢分布と比較すると、サーファーは比較的若い年齢層に集中していると思われます。
 a_h様によるリンク先に記載された文章を拝見すると、単に、若いときに良く見られる「大人はずるい、汚い」といふ青臭い思想から連なる、社会への反発のようにも思えます。
 以前どこかのホームページで目にした、「『原発がどんなものか知ってほしい』が事実かどうかは関係ない。原発に反対することに意味がある。」発言や、「原発停止のためにはどんな手でも使おう。」発言に感じた反体制思想の残渣の香りが少々。

 私の知人の原発職員にもサーファーが数人おりますが、趣味を同じとする人々によるこの活動に対する感想を聞いてみたいところであります。



 私は「個人の楽しみなどのために車に乗るな」と主張しているわけではありません。

 科学技術の進歩による贅沢な消費生活を楽しみ、地球環境に負荷を与えている身でありながら、『究極』のエコなどと大層な言葉を使うこと自体がおかしい、と言いたいのです。
 自らの行動が全く伴っていないにも係わらず、『究極』等という言葉を安易に、しかも自慢げに使うべきではないでしょう。
 (大体、「エコロジー」「地球に優しい」「ロハス」といふ言葉、誰も彼も使い過ぎです。本統に日本人が皆そう思い、努力しているのなら、家庭由来のCO2排出量が年々増加しているといふ事実に対して説明がつきませんよ。)




 ・・・リンク先の他の記事は、「外国人入国者から指紋をとるの反対」、「君が代・日の丸反対」・・・嗚呼、成る程。日本人ではない方によるものでありましたか。





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最終更新日  2007年12月10日 01時45分41秒
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