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カテゴリ:模型いろいろ
昨日は普段出かけることのない都会(東京)へ折角出かけましたので、秋葉原でプラモデルとか関連書籍を買い込んで来たのであります。
まずはこれ。 渋すぎる工作機械のプラモデル。 スターウォーズ関連の模型で国際的にも非常に高い評価を受けている我国のプラモデルメーカー、ファインモールド社のマシニングセンター。 マシニングセンターとは、プログラミングによって工具を切り替えながら自動で金属を加工する工作機械であります。 このモデルは最新型でありますが、実は私は古いタイプ(当時は新型でしたが)は実際に使ったことがあります。 私が通っていた高校は工業系で、電気炉とかシェルモールド機とか旋盤とかフライス盤とかボール盤なんかが普通にあったのですが、それらの機械の中で最も巨大で目立っていたのが当時新型だったマシニングセンタでした。 課題として図面を渡され、その通りに加工するのが授業の課題。 加工に適した刃物(工具)を選び、加工しろを計算してからプログラミング。 でもって成績は図面の通りに加工出来たか否かで決まります。 模型雑誌の製品紹介記事で見かけてからずっと欲しかったのですが、家(及び単身赴任先)は少し田舎であるためこの手の特殊な模型を扱っている模型店などなく、これまで購入はできないでいました。 青春の思い出の一つ、と言ふ訳であります。 ところで、このプラモデルの解説書に登場するふじたゆきひさ氏によるイラストの女の子の名前は「遠藤みる」・・・これには笑いました。(工作機械で使う刃物の「エンドミル」ですねー。) ちなみにこのシリーズ、フライス盤もあります。こちらは油ギトギトに汚し塗装すると楽しそうです。 もう一つはこれ。 SA-77シルフィード。 SEGAの懐かしのゲーム機「メガドライブ」用のCD-ROMシューティングゲーム、「シルフイード」の主役機です。 実は大元はNECのパソコン、PC-8801Mk2SR用のワイヤーフレームのゲーム。子供の頃に人から借りてプレイするも(私には)難易度が高くてクリアできず、ずっと復讐の機会を狙っていたところに発売されたのがメガCD版。 メガCD版は思い切りやり込んで、ハードモードでもコンティニューなしで楽々クリアできるところまで行きました。 アクション系のゲームが大の苦手だった私が珍しく最後まで完全攻略できたゲーム、と言ふことで、これまた懐かしさ故に買ってしまいました。(マイナーなメーカーなので、玩具屋等には置いてないのよ) でもって最後はこの書籍。 昔、模型雑誌ホビージャパンで連載していた「SF3Dオリジナル」の記事の総集編。 当時はガンダムのプラモデルが大ブームで、私もガンダムから入って主に戦車模型を作るようになり、丁度ホビージャパンを買い始めた頃に連載が始まったのがこれ。 当初は横山宏氏によるデザイン・自作モデルが雑誌に連載されていましたが、人気を博してプラモデル化に至りました。(当時は奇跡のような現象だった) これがもう大好きで、初めてプラモデルの3個買い、4個買いをしてしまったのがこのシリーズでした。主力兵器のAFSは4~5個、新型のSAFSはバリエーション含めて6~7個買った記憶があります。(ゲームや特撮ビデオも勿論買いました。) 戦闘機のフレーダーマウスだけ買い逃してしまったのが今でも悔やまれます。 実はSF3Dには思い出がありまして・・・敵側の主力兵器であるPKAを制作中、パテを早く乾かそうと電気スタンドの直ぐ下に置いたままにし、風呂に入って戻って来たところ、なんと部品が熱で溶けて変形していました。 変形はもう修正が不可能な程だったので、泣く泣くプラ棒とプラ版を使って改造。「SAFSに対抗するために作られた試作型じゃい」と勝手なオレ設定をでっち上げ、多重露光でAFS小隊との対決の特撮写真を撮ってメーカー主催のフォトコンテストに送ったところ、・・・・こんなものを貰ってしまいました。 今回の復刻版にもしっかりと私の名前(だけ)は入っており、「災い転じて福となす」とは正にこのことであります。 じゃ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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