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テーマ:アニメあれこれ(26369)
カテゴリ:★アニメ・本・映画
「pupa」とは未知のウイルスの名前。厳しい家庭環境の中で寄り添いながら生きる兄・現(うつつ)と妹・夢(ゆめ)だが、ある日、赤い蝶を見た妹はpupaウイルスに感染、怪物に羽化してしまう。兄は妹を助けるため、ある決断をする。
★注意:残虐表現あり 前のお話は→ 第1話 第2話 第3話 pupa (ピューパ) 第4話 「蠢動」(しゅんどう)夢に服を着せかけるマリア。処理班が到着。運ばれていくのは兄の遺体? 私たちが死体は処理するから大丈夫よとマリアは夢に言う。 「化け物の姿でも妹だと言ってくれたお兄ちゃんを食べちゃうなんてね。ゾクゾクしちゃった」 おにいちゃんが、死んだ? 「正確に言うと、あなたが食い殺した」 泣き崩れる夢。マリアは携帯でどこかに連絡。 「長谷川現はそのまま経過観察。何かあったら報告なさい」 はいと返事する電話の相手だが、そのあと悲鳴が。マリアが部屋に行きカードキーで開ける。倒れている数人の人。 「あら不思議、あなたが生きてるなんて驚きだわ。どうしてかしら、現くん」 そこには現がいた。 「てめえ、夢に何をした」 マリアはナイフで現に切りつけた。腕が切れて血が、と、傷口はすぐにふさがって元通りになった。 「あなた、感染してるわね」 「感染? 何に? まさか夢も......」 「察しがいいわね。あなたたちは今、未知のウイルスに感染しているの。宿主は驚異の回復力を与えられ、その代わりに耐えがたい空腹感に苛まれる。未知のウイルス、pupa(ピューパ)」 夢はどこだとたずねる現。すぐにも再び羽化するかもしれないとマリア。夢をお前らのおもちゃにはさせないと現が言うと、それならひとつ提案しましょうかと答える。 「あなた、妹さんの生餌になれる? これから一生、妹さんに食われ続ける? お兄ちゃん」 所詮おまえにも俺と同じ血が流れているんだと父の声。 『あたりまえだろ。おれは、おやじみたいにはならない。守るんだ、おれたちの日常を』 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.02.10 16:27:49
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