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テーマ:アニメあれこれ(26177)
カテゴリ:★アニメ・本・映画
亜人 #04 君は黒い幽霊を見たことがあるか?★前のお話は→ 第1話 僕らには関係ない話 第2話 何でこんなことになったんだ。僕は悪くないのに 第3話 もうダメなんじゃないかな 田中が操る黒い幽霊が病室にいた下村らを次々切り裂いた。気絶してしまった 慧理子を見て黒い幽霊は面白くねえなと言った。死んだと思われた下村が立ち上がり黒い幽霊に言った。「あなたは、そこをどくべきだ」 ゲームをしている田中に佐藤は、ゲームは100個の命があれば100回生き返ることができる。しかしゲームに裏技はつきもの。もし命を同時に2個使ったら、あぶれた命はどうなると思うと聞いた。そして、そんなイメージだよ、君もコツさえ掴めば扱えるようになると言った。 黒い幽霊が下村に話し始める。知ってるか、亜人てのは大きな肉片を核に散らばった肉片を集めて再生するんだ。だが遠くに行き過ぎた肉片は回収されずに新しく作られる。もしそれが頭だったらゾッとするだろ。 下村を攻撃しようとすると黒い幽霊が現れて止めた。クロちゃんを出すのはいつぶりだろうと下村。これ同士の戦い方なんて教わってねえぞ、どうするんだと田中。下村も、あれと戦った経験なんかない。どうすれば撃退できるのかと考えた。そもそも撃退自体可能なのか。 ふたりとも弱点は頭だろうと考えた。2体の黒い幽霊が戦う。三角形の頭の下村のクロちゃん。首に切りつけられたが再生した。打撃を受けた田中の黒い幽霊のほうは再生しない。頭を粉砕されて倒れ、交信が途切れた。 黒い幽霊の弱点は頭、切っても意味なし、効果があるのは打撃による粉砕。勉強になったぜと田中は言った。 黒い幽霊は消えた。事後処理に特別班を呼ばなくては。戸崎さんがいなかったのは幸い。あの子も守れたしと下村が見ると慧理子の姿はなかった。あいつは囮、もうひとりいたのかと悔しがる下村。 会議中の戸崎。1ヶ月前に第二研究室が襲撃されたときの映像を見せ、この一件で別種の存在が発覚、去年の中村慎也事件も別種が原因とわかりましたと話す。新しい要素がポンポン出てきて追いつかない、声はどうなったと聞かれ、擬死反射ということでケリがついていると答える。 擬死反射は昆虫などにも見られる防衛本能で声については各国とも問題視していないと戸崎。耳栓で防げるし亜人と親しい人間や亜人を亜人と気づいていない人間などに対しては効果が薄いという報告もある。(下村から電話が入る) 佐藤と田中に病院から連れ去られた慧理子は意識が戻ると、何なの、兄さんの居場所なら知らないわよと言った。佐藤は、何か勘違いしているようだね、私たちは永井圭くんを守りたいだけだよと言った。政府や賞金目当ての連中、他国の工作員、危険な連中が圭くんを狙っている。 佐藤は亜人保護委員会・佐藤と書かれた名刺を渡した。危険な立場に立たされている圭くんを助けてあげたいんだと言う佐藤に慧理子は兄さんの協力者の人も助けてくれますかと聞いた。もちろんだとも、君が協力してくれればねと佐藤。わかりましたと慧理子は言った。 目の前に黒い幽霊が現れた圭は、半日死ぬ思いをしてきたわけだし幻覚を見ても不思議じゃないと思ったが頭は冴えていた。とりあえずこれからどうするかはっきりさせておこう。まず海外や九州行きは却下、この山から一生出ないという案は問題外。残る手段は他の亜人との接触。彼らと接触できれば何かしらの情報は得られると圭は思った。 国内の亜人は自分以外はたった二人。いや隠れている亜人がもっといるだろう。彼らと接触すれば人間にバレずに生きていける方法がわかる。ただ問題はどう連絡を取るかだが。 買い出しに行っていたカイが戻ってきた。黒い幽霊はいつのまにか消えていた。とりあえず夜まで一時間交代で休もうと言ったカイはさすがに疲れている様子で圭に頼まれた歯ブラシを渡すと床に横になり眠った。カイ、ありがとうと圭は呟いた。 本当にカイさんのことも助けてくれますかと慧理子。佐藤は約束するよと答えた。圭がどんな人間かとたずねられた慧理子は、亜人ってわかったから言うわけじゃないけど、一言で言うなら兄さんはクズよと言った。 ある日、母が突然、もう海斗くんと遊んじゃいけませんと圭に言った。その会話を慧理子は聞いていた。なぜ? 理由がなくちゃ納得できないよという圭に母は海斗くんは犯罪者の子なのと言った。だったらしかたないねと圭。ひとりでかわいそうだから、かまってやってただけだしねと言った。 慧理子になかなか個性的な表現だねと佐藤。他には何かあるかなと聞かれ別にと慧理子が言うと、ありがとう、君の役目はこれで終わりだと言った。 眠っているカイの携帯を持って隠れ家を出る圭。他の亜人を探すためには身元がバレていないカイの携帯が必要。それに他の亜人も自分を捜そうしているかもしれない。となればいずれしかるべき人物に到達する。そう慧理子だ。 カイの携帯に慧理子の携帯からの着信。捜そうとしているのは警察も同じ。慧理子が警察にカイのことを話すとは思えないけど人間側か亜人か見極める必要がある。留守録のメッセージを待つ。「君は黒い幽霊を見たことがあるかい」圭は電話に出て、永井ですと答えた。 電話をかけてきたのは佐藤。まさか本人が出るとはねえと笑う。あなたたちは亜人ですねと圭が聞くと、いかにもと答えた。なぜ妹の携帯をと聞くと知りたければ指定する場所まで来るようにと言われた。カイのバイクで向かう。 隠れ住んでいる亜人は大きく分けてふたつのタイプだろう。ひっそり過ごすタイプと物騒なことをするタイプ。その物騒なことが、及ぶべきでない人間にまで及んだときは、そのときは殺してやると圭は思った。 脱水症状で死にそうだと思いながら(バイクはガス欠?捨てたか)歩いて指定された場所へ向かう圭。もし他の亜人と話がこじれたら殺される心配はないにせよ、監禁されるとかするかもしれない。でも今の僕には他に道はない。 着替えをして車に戻った下村に何だその格好はと戸崎。替えがなかったのでお店で一番地味なものを選んだのですがと赤面する下村。戸崎は報告をと言った。永井慧理子が連れ去られたのは3時間前、田中と帽子の仕業かと思うと下村が話し始めると戸崎は、そんなことはどうでもいい、黒い幽霊同士の戦い、その過程と結果を知りたいと言った。 埼玉県警の荒木から戸崎に連絡。誘拐以降、一度だけ携帯が使われ基地局から通信エリアを割り出しましたと荒木。戸崎はその携帯の所持者は永井圭と接触しようとしているはずだから発信源を追ってくださいと言った。 指定された神社に圭が到着するとふたりの男がいた。参拝客はほとんどいないし神主はめったに来ないし静かでいい場所だろうと帽子の男、佐藤。いきなりもうひとりの男(田中)が佐藤の胸を刺し佐藤は倒れた。 カイが目を覚ますと圭の姿がなかった。自分の携帯もない。あいつ、ひとりで...外に飛び出すカイ。走りながら圭の名前を呼ぶが圭の姿はなく転んだカイは子供のころの夏の日のことを思い出した。 圭を待つカイのところに慧理子が来て、お兄ちゃん来ないと思うと言った。カイは、ああ、電話あったと答えた。 倒れたカイに日差しが照り付ける。また夏かとカイは呟いた。 圭の前で刃物で刺されて倒れた佐藤が起き上がり、信じてもらうのに一番手っとり早いと思ってねと言った。僕もやりますかと圭が言うと、君は有名人だからいいよ彼もと佐藤。もうひとりは田中かと圭は気づいた。国内二例目の亜人。ニュースでは言っていなかったけど脱獄したのか。物騒なやつと圭は思った。 本題に入ろうと佐藤。電話で言った通り我々は君を迎える準備ができている。どうするかは君しだいだという佐藤にその前に3つだけ質問させてくださいと圭が言うと3つと言わず好きなだけするといいと佐藤は言った。 ひとつめの質問。慧理子をどうしたかと圭が聞くと、解放したよ、今ごろは病院に戻る途中だと思うと佐藤は言い、大変申しわけないと土下座した。君と会うにはこれしか方法がなかった、妹さんにも怖い思いをさせたに違いないと頭を下げる佐藤に、ちょっと心配だっただけなので無事ならいいんです、頭を上げてくださいと圭は言った。 ふたつめの質問はあなたがたの日常について。どうやって暮らしているのが知りたいですと圭。佐藤は、きっと君は亜人とわかってからたくさんの人たちに酷いことをされたと思う。だからといって人間をむやみに敵視するべきではないと私は考えていると言った。 人間より人間らしく、これがモットー。静かに暮らす、それが私たちの日常だよと佐藤。君はどうしたいかと聞かれて圭は、酷い目にも遭ったし、ろくでもない人間がいるのも確かだが、佐藤さんと同じで僕も人間を敵視するつもりはありません。僕はただ普通に静かに暮らしたいだけですと言った。 君の考えはよくわかったが、これだけは覚えておいてほしいと佐藤。静かに暮らすのがモットーだと言ったがもし君が理不尽な目にあったり捕まるようなことがあったら話は別だ。そのときは最善の策を講じて君を救い出すと誓う、彼を助けたように。 この人なら信じていいのかもしれないと圭は思った。3つめの質問はと聞かれ圭が黒い幽霊の幻覚について聞こうとしたとき、矢のようなものが突然飛んできた。麻酔銃か、警察? 伏せろ永井くん、狙撃されていると佐藤。伏せる間もなく麻酔銃は当たり、圭は佐藤さん、逃げてと言って倒れた。 倒れた圭を見て不合格だなと佐藤。どうするんですと田中に聞かれて教育しなければねと答えた。 ☆次回 「いざとなったら助けを求める最低なクズ」 【感想】 あ、やっぱり下村は亜人だったね。てか前回、予告でネタバレしちゃってたよね。面白さ半減だな。下村の黒い幽霊はクロちゃん? カワイイwww いい人そうな佐藤さん、逆にあまりに穏やかで調子が良くて、はじめから怪しい感じだったけど、やっぱりコワイヒトだったね。静かに普通に暮らしたい亜人はいないんだろうか。 妹がクズだと言っていたけど、やはり圭は母親同様、性格が悪いな。まあ立派な人間になるとか言った時点でこいつはアウトだなと思ったけどね。カイが犯罪者の子どもだと聞いた時の言いぐさは酷いな。 亜人とわかって酷い目にあって、かわいそう~って話だけど、主人公の性格が悪いというのもちょっと珍しいかもだから、逆に楽しみな感じになってきたような気もする。ところで圭はバイクに乗れたんだね。ま、どうでもいいことかもだけど。いずれにしても次も楽しみです。 ★記事に全く関係ないコメントは拍手のコメント欄にお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.02.09 20:07:19
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