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2005.11.25
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カテゴリ:健康・医療
Dr.Fは医学博士である。そして日本循環器学会認定の循環器専門医である。循環器専門医というのは全国で9,000名、東京に1,200名しかいない凄い資格なのだ。つまりDr.Fは循環器医のKingである。
先生とは、5年程前に勤務した診療所で出会った。ワタクシとその診療所との契約は半年程だったので、先生に直接就いて勉強できたのは短い期間であったが、今も折りあるごとに勉強させていただいている。
先日もワタクシの虫歯が上顎洞まで行っちゃったので、先生に診てもらった。
また、ワタクシのお客さんに内科的面で疑問があった時も相談にのっていただいている。

Dr.Fは天才なので、直感が重要な局面で能力を発揮する。例えば医師の基本検査である聴診器診察。これは器械が数値を弾き出すハイテク機器と違い、医師の経験 , 知識そして直感に左右される。
また、Dr.FがO-157を診断する瞬間をワタクシは目の当たりにしている。マスコミで全く騒がれていない時期に診断したのだ。凄いに尽きる。

診察の基本的な事項こそ、直感が判断の引き金である。
どこの世界でも同じだが、ここが天才と並(努力して己を築いた人)の違いだ。並の人は努力しだいである程度まではできるようになるが、白黒がつけられない灰色の局面で判断できなくなる。統計的数値に頼る。
それが悪いとか言っているのではない。ただ、同じ職の人でも天と地ほどの差があるということを言いたいのだ。

最近、Dr.Fは学会での講演で「聴診器の重要性」について述べたそうだ。費用のかさむハイテク診療機器よりも聴診器に長けようではありませんか!?と多くの医師に訴えたのだ。そしたら、質疑応答でポンダイの並医師が「先生の診察室は、そんなに静かなのですか?」と皮肉ったそうだ。つまり、大学病院は多くの患者がいて、器械で調べないと間に合わないし、騒がしいから聴診器が聞こえないということだ。いかにも並の思考だ。
来年早々、2回目の講演が行われる。Dr.Fの講演題名は「聴診器の重要性その2」天才は並の皮肉なんか屁とも思わないのだ。





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最終更新日  2005.11.25 23:45:55
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