カテゴリ:物語り
昔々あるところに、右手と左手が居ました。 ある時、彼ら二人の前に 三つのおわんが置かれました。 そこには 42度の熱い湯と、ぬるま湯と、冷水が注がれていました。 右手は はじめに熱い湯に手を入れました。 左手は はじめに冷水にてを入れました。 その直後、真ん中にあった ぬるま湯に二人は手を入れました。 右手はそれを「冷たい」と言い、左手はそれを「温かい」と言いました。 二人の意見は全く違っていたのです。 この話を読んでいる私たちは「客観的に」状況を見ているので二人の正当性が分ります。 でも 当事者に置かれた時、あなたは相手の意見を理解出来るでしょうか。 自分の判断に絶対の自信がある時に、 相手の反する意見を尊重出来るでしょうか。 新年、おめでとうございます。 今年も あなたの ご健康とご健勝を応援させてください。 博学研究家 横尾けいすけ Yokoo Keisuke mail to cayman450s@yahoo.co.jp お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[物語り] カテゴリの最新記事
|
|