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2010.06.11
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カテゴリ:レビュー 感想

当時は西暦でいう1982年でしたから、ラジオとカセットテープとレコードの時代でした。CDも存在しないし、ましてやネットでダウンロードとか想像も出来ない時代でした。
あの頃は、トランジスタ・ラジオを興味を持って聴いていると、世間の注目の歌が放送されてカセットテープで録音していました。音質はとても悪いのですが何度の何度も繰り返し聞いていました。レコードは中学生にとって高価でしたから頻繁に購入出来ませんでした。
安全地帯がブレイクした曲は「ワインレッドの心」ですが、この曲はサントリーのCMに使われたのが引き金でもあるのです。でも発売の前からラジオでこの歌を知って、繰り返し聞いていた僕は、発売の初日に地元のレコード屋に買いに行ったのです。ワクワクしながら陽水とかアリスとか売っている何時ものレコード屋に行ったのですが、安全地帯のレコードは無かったのです。もしや発売初日に売り切れかと思い、バイトらしきオネエサンの店員に「安全地帯は有りませんか?」と問い合わせると、オネエサンには知識に無い単語だったようで「アンゼンチタイ!?」と発言したまま客の質問に返答する様子もなく居心地の悪い風が通り過ぎました。

「ワインレッドの心」がヒットする寸前はそんなものでした。

オネエサンに頭のおかしな子という目で見られた経験よりも、自分が先見の目が有ったという実感を生まれて初めてした思春期でした。
世間であれが流行ればそれに飛びつくという青年期を送る人が多い時代、安全地帯はとても素敵な誘導をしてくれたのです。


横尾けいすけ Yokoo Keisuke
mail to cayman450s@yahoo.co.jp






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最終更新日  2010.06.12 00:36:42
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