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ユーラシア大陸を旅する

ユーラシア大陸を旅する

オシュ




オシュ


11月9日

 バスはまだ真っ暗な、午前3時40分にオシュに着いた。途中、パンクの修理などしていたので、もう少し遅く着くかと期待していたが、だめだった。

 しかし、ここのバスターミナルは屋根と売店があるので、まだマシだ。ドライバーや乗客がここで朝食を食べ始め、1時間位はワイワイやっていたが、だんだん人が減っていった。

 まだバスもドライバーもそこに居たので、バスの中で夜明けまで待たせてもらうことにした。バスは、積んできた荷物の引き取り手を待っているようだ。

 6時半頃、ようやく明るくなりはじめ、7時にやっと市バスが走り出したので、ドライバーにお礼を言って、ターミナルを出た。

 バザールの方に向かうトロリーバス(2Ks=約5円)に乗り、ギルギットで会った旅行者に教えてもらった宿を探す。バザールを歩き、かなり判りにくい所にあったが、なんとか宿を見つけた。ドミ、250Ks(640円)。

 宿で日本語の情報ノートを借り、まず、オヴィールに向かう。オヴィールとは、入国管理局みたいなところで、ここですぐに外国人登録をしておかないと、捕まってしまうらしい。

 マシュルートカ(ミニバス)でロシア正教会まで行き、歩いて探す。ここでも少し迷ったが、なんとかたどり着いた。9時過ぎに着いたが、まだ係りの人が来ていなかったので、しばらく待つ。

 そこに居た係りの人が「別のオヴィールに行け」と言ってきた。別の所なんか何処にあるのか判らないので困っているところに、レギストレーツィア(登録)の係りがやって来た。

 さっきのおっさんが用紙に記入してくれ、レギストレーツィアのところに持っていき、また待つ。それから100Ksを払い、1ヶ月の登録印を貰った。これで安心だ。

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 バザールに戻り、食堂でうどんを食べてから両替に行く。US$50(→2050Ks)両替したら、お約束通り、100Ks札が一枚足りない。文句を言うとすぐにもう一枚出してきた。

 宿に戻って布団に入ったら、すぐに眠ってしまった。起きたら夕方の5時半。なにか食べようと外に出たら、もう真っ暗だ。バザールももうほとんど店じまいしていた。
 
 あきらめて宿に戻ると、宿のおばちゃんがりんごを2つくれた。


11月10日

 朝、バザールの食堂に行き、羊とじゃがいもを煮たスープとパン(30Ks)を食べる。ちょっと油っこかったが美味しかった。


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