伊賀路を西へ
3連休の1日目用があり大阪の柏原市へ向かった急ぐ用事でもなかったので、国道165号を西に向かった新名神を使うと確実に早く行けるのだが距離が2倍近くある遠回りだ名阪・西名阪経由という手もあるがこちらも遠回りガソリン代節約のため165を選んだ名張までは慣れた道ということもあるまた、この先はどんな景色という興味もあったまた 国道165号は近鉄大阪線と平行し走っていて電車の車窓からの風景が、車ではどう見えるか関心があった三重と奈良の県境は集落がポツポツと続いていて標識がないと、県境であることが分からないそれに対し同じ県内でも伊賀と伊勢の国境は山地で途絶されている伊賀の国が古代から伊勢よりも大和の方がつながりが深いことがよく分かる伊賀言葉が伊勢より大和に近いのが頷ける名張市街地を過ぎると長閑な田園風景が続くまもなく名勝「赤目四十八滝」(直木賞映画「赤目四十八瀧心中未遂」の舞台)【送料無料選択可!】赤目四十八瀧心中未遂 プレミアム・エディション / 邦画そしてそれを過ぎると徐々に平地が狭くなってくるまもなく奈良県境奈良県境に「三本松」という駅がある。電車から見ると間近に民家がほとんどなく秘境の駅に見えるが車で通ればそうでもないことが分かった。この辺りから榛原にかけて昔の初瀬街道(長谷寺から伊勢参宮街道六軒茶屋までの道)をそのまま使っている部分もあるのか昔の風情がそこここに残っている山を切り開いた高速道路では味わうことのできない風景である途中室生寺・長谷寺と古刹の傍らを通り過ぎ桜井の町へ橿原あたりで、中和幹線という真新しい高架道路に入ってしまう自分の車のカーナビにはない道路で、まさに空を飛んでいるようであるその先は大都市近郊道路のような様相になり渋滞の繰り返しイライラの連続大阪府との境辺りから165号に戻りやっと柏原へ・・・大阪へはもう2度と165号は使わないだろうけれど県境を越えた宇陀市あたりはいつか散策に訪れたいものだ