道を行くもの
田舎道を走っていると、前方に何か落ちています。何となく移動しているよう。物体の移動する速度とこちらの速度から、どうも接触は避けらない気がします。自分は避けられるとしても後続が轢いてしまうだろうし。接近してみると、それはなんと亀でした。後続の車もいましたがとりあえず停車。亀を脇に寄せます。後ろの車はよけていきます。おいおい。障害物を取り除いたので再び乗車し目的地にむかおうとしたとき、視界の右隅に轢かれた別の亀の姿が見えました。「亀をどける」ことしか考えていなかったのですが、あたりの地形をよく見ると自分が亀をどけたほうは水場とは逆方向でありました。直接手を下したわけではないですが、もしかしたら亀の命を縮めたのかもしれません。うーん。亀はヌマガメの一種でクサガメのようでした。甲羅の長さが25センチくらいありました。大きな亀でしたね。