★公になった家賃保証トラブル。美味しい話には裏がある★

2017年02月22日

カテゴリ：賃貸の達人

<font size="3">家賃減収、大家が提訴へ　レオパレス２１「１０年不変」

　家賃収入は１０年間変わらない契約でアパートを建てたのに、６年後に減額されたとして、愛知県の男性（８０）が２２日、サブリース大手「レオパレス２１」（東京都）を相手に、減額分の支払いを求める訴訟を名古屋地裁半田支部に起こす。同様の減額事案は全国で相次いでおり、少なくとも１００人以上のオーナーが一斉提訴を検討している。(朝日新聞デジタル)

無垢な地主さんにアパ－ト建設を進めて暴利をむさぼるアパ－ト建設業者がいる。
上場会社といううたい文句で地主を安心させ、３０年間家賃保証で釣る話法が壁に突き当たっている。

その危険性は１０年以上前から私が指摘していた。
少子高齢化で入居者が少なくなっている中で、無闇にアパ－トやマンションを建てても入居者が満室にならないリスクが多い。

駅の近くやビジネス街と違い、駅からバス便だったり、田んぼの中に建つアパ－トは極端に空き室が多くなる危険性は高い。
地主さんはそれを承知していながら３０年保証の甘い言葉に騙されてしまうのだ。

「３０年間家賃保証します」と、甘い罠で言葉巧みに語りかけ、その実、賃料の見直しや大規模修繕などで家主殺しを仕掛けてくるアパ－ト建設業者の商法。

これからそんな会社を相手に訴訟が全国規模で沢山発生するだろう。騙された家主にとって訴訟負担は馬鹿にならない金額になります。

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最終更新日 2017年02月22日 08時47分27秒
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