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日本刀讃歌★心の中の日本刀

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国分寺助国

国分寺助国

2024.05.01
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刀剣趣味者、いわゆる愛刀家と呼ばれる方々は、過去現在を通して、刀剣の趣味、鑑賞の対象が刀身を重視し、此れに偏重している感があり、拵えを余りにも軽視している様に感じています。


刀剣が武器という実用を離れ、美術工芸品として鑑賞の対象になっている現在に於いては、此の刀剣の外装である【拵え】の美を、改めて認識する必要があるのではないでしょうか。
愛刀家の、余りにも刀身重視の偏重思想に、刀剣を商う商人達により、時代の拵えが利益追求の為、追剥の様にバラバラにされ、売買されている事に残念な気持ちで一杯です。
刀身は勿論見所は沢山ありますが、言い換えれば単なる鉄、鋼の工芸品です。
其れに引き換え、刀剣の外装【拵え】は、鍔、縁頭、目貫等、彫金、彫刻、象嵌等の金工工芸、柄糸、下げ緒の組紐、柄巻きの工芸、更に刻み鞘等鞘の工芸、漆塗りの工芸等、ありとあらゆる分野の工芸職人の総合芸術品と言っても過言ではないと思います。
従がって日本刀の美とは、刀身と外装が揃って初めて、世界に冠たる日本刀の工芸品としての美しさが完備される物と認識しています。



最近では、現代刀お守り刀展等では、拵えも一緒に作成され展示されるようになり、私としても喜ばしい状況だと思っています。
只、現代の拵えと時代の拵えとは製作目的が全く違いますから、刀身と一緒に伝来した拵えは、出来るだけ手を加えず伝世させるべきと考えています。
そう言いつつ私も、所蔵刀の拵えの鍔交換等は何振りか行なっていますが、本来なら鍔の交換もしない方が良いのかも知れません。
製作当時の拵えは、使うために吟味して制作された物でしょうから、是れを変えると云うことは、当時の所持者の意図が変ってしまうと云うことに成りかねません。
但し、柄前や柄糸などは、長い年月の間には木が痩せたり糸がほつれたりしますから、柄前を造り直す事はやむを得ない事だろうとは思っています。





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最終更新日  2024.05.01 00:00:27
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