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刃長 二尺五寸4分有り、幕末動乱期の、勤王、佐幕何れかの武士の差し料ででも有ったのか等と、想像をたくましくしています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
鐔を替えると、印象がかなり変わりますね。
昔は参勤の際、江戸を訪れたお供の家来は鐔を土産に購入したような話をどこかで読んだ気がします。 刀身の品評はなかなか難しいところもあったかもしれませんが、鐔なら外から見えますし、話題にもしやすそうです。 記内の葵図鐔の拵ですが、立派な鮫ですね! こんな立派な鮫はなかなか探すのは難しそうです。 昔は良い鮫は献上物に使ったようですし、大変高価だったと聞きます。 今の鮫皮は安いということですが、種類の異なる鮫(エイ)ですか? 私が一度だけ拵を誂えた利行の柄ですが、小さな親粒が三つ並んでいるもので3万円ちょいでした。 特に指定しなかったのが悪かったんですが、短冊で入れられていてがっかり。 当時は今にも増して無知でしたので。 助国先生の愛刀を見ていると、私も自分の刀に拵を付けてあげたいと思います。 難しいですが。 (2024.03.17 16:09:30)
源利行さんへ おはようございます。コメント有り難うございます。
此の一雲斉秀春刀の拵えは、推測ですが使用している金具や鮫等から、当時は高位の武士の差し料では無かったのかと考えています。 鮫も短冊では無く、前垂れ着せで強化してありました。 現在、私が拵えを造るときには、柄材は桜材を使用して、鮫は全て前垂れ着せにしています。鮫の親粒は特に気にしていませんが、懇意の柄巻き師が鮫皮は選んでくれています。 何故前垂れ着せかと云いますと、腹合わせの巻き方より、刃方で鮫を重ねて巻き締めますので、強度が一段と高まります。其の為に、私の愛刀の柄巻きは全て前垂れ着せにしています。 柄巻きは、細組み糸で幕末風の小菱で巻き締めてもらっています。 鮫の種類までは良く存じませんが、刻み鞘に藍鮫を巻きたいと思い、長い藍鮫を探しましたが見つからず、やむを得ず虎鮫【虎のような模様】を購入した経緯がありますが、藍鮫とは色も模様も異なるので、結局製作することには成りませんでした。 (2024.03.18 08:44:12) |