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テーマ:旅のあれこれ(10280)
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どんな誤解(コメント)だったのかな? 私は、撮影のため、カアチャンたちとほとんど、別行動でした。 私は、山車の一つについて行ったんです。 4時間後、山車はヘレス・デ・ロス・カバジェロス、 Jerez de los Caballerosの一つの教会に到着しました。 山車は重さ300キロ以上あって、中に20人近くの男達がいるとはいえ、 担ぎ手は、みんなくたくたです。 途中で、5分程度の休みを、何回もとりながら、 延々4時間もの間進んできたわけです。 私は、山車の入った教会の中に紛れ込むことに成功しました。 中は関係者のみで、見物人もそこまでは入って来なかった。 私は、山車の担ぎ手を撮影しようと思ったのです。 『 うあぁ~ !! 』 若者 『 終わったぞぉ ~!! 』 若者 若者が山車の下から飛び出してきました。 その熱気! パワー! アドレナリンの放出! 殺気だった男の汗! 全員ボランティアーの屈強な男達! 彼らの顔は重労働の苦痛と、酸欠と、極度の興奮で 赤く、青く、息づいているのです。 誰一人、笑顔を作る余裕などまったくない、疲労した餓鬼、 修羅のような顔つきです。 全員が私を凝視して、叫びました。 『フォト、、、、!!!』 皆が、何をみんなが言っているのか、確かめる余裕もなく、 気がついた時、度肝をぬかれた私は、逃げ出していました。 だれかが、私を追ってきます。 絶対絶命! 『セニオル、どうしたんですか? だいじょうぶですか?』 追跡者 聞けば、担ぎ手は、みんな、苦行が終わり、山車を出れた時、私を見て、 記念撮影してもらえると思ったのです。 それで、皆が 『お~い!、、 写真撮影だ~ !!』と叫んだのです。 ただ、それだけなんです。 急いで、教会に戻りましたが、 もう担ぎ手のみんなは家族に付き添われて帰宅していました。 みんなクタクタだったのです。 異教徒(私?)の教会への不法侵入、少し前の修道院長への冒涜(無断撮影)、、、 私の頭は、妄想でいっぱいになっていたのです。 それに、私に、日常生活を通して、ドイツ的行動様式が身についていることも原因でした。 エクストラマドゥラExtremaduraやアンダルシア、Andaluciaは異次元なのです。 《右上》 山車の下の担ぎ手が小休止をとっているところ。 《右下》 山車の下から飛び出した、担ぎ手たち、びっくりした私は、カメラを落としそうになった。 でも、みんな、すごい形相ですよね! 《左上》 ヘレス・デ・ロス・カバジェロス、Jerez de los Caballeros村の教会広場、 見物人のいる道は、広場よりすこし、低くなっている。 《左下》 行進の終わった、すぐ後のみんな。 画像、左より、 ホアンルーは疲れた表情で笑顔がひきつり、 ラウールは、居眠り、 どじモデだけが余裕の笑顔、 モデストー (父親)は、泣きそうな顔。 モデストーは、セマナサンタに参加した、たくさんの山車の一つの責任者でした。 スペイン情報クリックしてやってくださいネ!ご支援に感謝してま~す! ⇒ BBSへのご返事遅れてすみません! できれば、コメント欄に書き込んでいただけるとすぐご返事できると思います 日記の内容には関係ないことでも大歓迎です。 勝手なこと言ってごめんなさい! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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