このえ日記の話題、昨日から続いてるよ。笑

この家で、

おいら気になってたフラメンコ衣装のことを聞いたんだよ。

お祭りの期間中その衣装なの？

汚れたら着替えは用意してあるの？

だって巡礼中は荒野の中を歩いてくるからさ。





答え

巡礼が自分達の村から何日もかかる時は、

毎日新しいフラメンコ衣装に着替えるんだって。

徒歩で行くのが巡礼だから、

砂埃、汗で汚れるから・・・当然だよね。



この家に泊まってる時は日に3回着替えるときもあるって！






でもね、おいら、

ここでロシオに到着する何組もの巡礼のグループを見たんだけど、

かれらは、

マリア像をのせた馬車（山車）を囲んで歩いてたんだけど、

彼らの後ろには何台もの車、時には１０台以上ものサポート隊（？）を

従えていた。

そのことを話すと彼らはこう言った。





巡礼のグループは例えばそれが１週間の行程だとして、

毎日の野宿のテント設営、食事、・・・すべての物資を

車、馬車で運んでいく。

途中は原野だから店屋、ホテルなんてないんだよ、

もちろん、店のあるような場所は

避けていくんだけどね、だって苦しいことを乗り越えることが、

巡礼の目的だから。

だから、料理人、ウエイター、テントを作ったり片付ける人・・・

雇われ使用人だけで１０人を超えるグループもたくさんあるよ。

だいいち、

奥様、お嬢様、旦那衆は、

力仕事とか料理をしないから。







この話はホアンマの話と同じだった。

ケ　セリオリータ、セニオーリートってことだね。

箸より重いもの持たないセニオーリート、

日本にもいるよね。笑









それから、この家の祭り費用の話を聞けた。

この家は賃貸しで1週間６０００ユーロ

（1ユーロ = 114.8円）で約６９万円だって。



気になる個人負担は一人６００ユーロ、

つまり4人家族だと、参加費用は約２７万円くらい。

１週間すべてこみだから・・・安い？





これは、料理人、使用人、お祭り中の飲み食いすべての

費用１週間分だよ。笑

それには、

１８頭の厩務員（きゅうむいん、馬を世話する人）の費用も含んでた。



え、馬を世話する人？

おいらもびっくりしたんだけど、この鰻の寝床式家の後ろには

１８頭の馬がいたのだ！

１８頭は彼らが（普段住んでる）村で持ってる乗馬用馬だってさ。





馬は巡礼に使うだけじゃなくて、ロシオの他の家族を訪ねる時に

使うんだ。

彼らは、たった１００ｍでも騎乗で出かける！

だから、

何度も言うように舗装道路はロシオに存在しないんだ。

これがいきなんだよ。

粋って日本語にもあるじゃん、

かっこいい！のさ。笑

見栄とも言うね、

アンダルシア人の心意気！








次回の厩舎画像に続く！






PS
いただいたコメントでも気になりましたが、

このロシオ村は一年の数週間だけしか

人が住みません。

お祭りだけのために存在する村なのです。

究極の贅沢だよね。笑

一年の数週間しか使わないボートみたいなものか？












PS
日本女子サッカー！万歳！！

サッカーの女子ワールドカップの準々決勝。

崩れたドイツ軍は泣いてる。

とにかくドイツ人にとって日本人は

不可能を可能にする民族って迷信がある。

おいらは叫んでる！

ばんざい～！




見たか！

この世界にはたくさんの驚きが詰まっているのだ！

笑






日本女子よ！

日本の野郎に遠慮することはねぇ～ぞ！

ぶちかませ！







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