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2011.08.05
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よく「意地とプライドを賭けて」って表現が使われますが、「意地」と「プライド」って、どこが違うんでしょうか?みたいなお話。



この試合、両チームとも、2トップのデカい方がむやみやたらと目立ってました。

まず鳥栖の豊田。高さがあって個人能力も高い選手ですから、草津も、かなりタイトにマークしていました。しかも、寄ってたかって、って感じで。有園選手、御厨選手の両CBは勿論のこと、SBの田中選手、ボランチの松下選手なども加わり、入れ替わり豊田選手に体ごとぶつかっていきます。その1回1回の丁々発止が実に見応えがあった。豊田選手がロングボールに競ろうとすると、ほぼ必ず相手マーカーともつれ合い、基本、2人とも倒れる。そして、どちらかがファールになる。厳密に言えば両方ともファールなんですけど、その辺りは主審のさじ加減。

とにもかくにも豊田選手をめぐるガチンコバトルは見応え十分で、双方ブチ切れまくりでした。

それは草津側の万代選手とて同じ。万代選手は豊田選手に輪をかけてブチ切れ続いていました。

ところで、この両選手って、キャラ被りません?

プレースタイルもそうですし、若いうちからJ2で結果を残し、将来を嘱望されながらも、引き抜き先のJ1クラブでは期待に応えられなかったって部分がソックリです。これに横浜FCの藤田選手やジュビロの荒田選手が加われば、ある意味無敵ですね。

特に万代選手は仙台時代の僚友である関口選手が、J1でも通用するところをシーズン通して証明し、ザックのお眼鏡に適うや、ウッカリと日本代表にまで上り詰め、さらにウッカリとチームの和を乱したやらなんとやらの粗相を犯して手倉森監督からドヤされるという武勇伝を築き上げるなど有名人になりつつありますから、万代選手としても内心穏やかではないでしょう。

しかも、この試合の相手である鳥栖は、万代選手にとって地味に古巣に当たるというか、レンタル元なんですね。否が応でも気合いが入りまくるってめんです。そりゃ、どう見ても自分たちのスローインなのに審判から相手ボールとジャッジされたとき、カラダ全体で不満を表現し、周囲の空気を凍り付かせるってもんです。

また、ハイボールの競り合い1つ1つも、相当ハードにぶつかり合ってましたね。鳥栖へのリベンジ心か、豊田には負けないぜってな対抗心の発露なのか、はたまた単に、この日の主審の不安定なレフェリングにキレてただけなのか。何にせよ、熱さ爆発なメンタルがスタンドまで十分に伝わってきました。



さて、プレーの面を見てみると、万代選手は、かなり頻繁に左右に張り出していました。おそらくGKがロングフィードを蹴りやすくするためのポジショニングだったとは思いますが、何度かサイドで攻撃の起点になったり、同じくサイドでドリブルを仕掛けるってシーンがありました。

そうすると必然的にゴール前には2トップの相棒である後藤選手しかいないってことになる。せっかく万代選手がサイドでキープしてもPAに選手がいないか、いても埋没しているって場面が頻出しました。というよりも、ヒドいときは万代選手がサイドに張り出しているがために、決して上背があるわけではない後藤選手が必死に真ん中でロングボールに競り合っているってなことさえありました。

こういう万代選手のプレー。すなわち第一義的にはつぶれ役としてゴールの真ん前で奮闘することを望まれながら、献身的すぎて左右に動き回る結果、肝心なときに肝心な場所に居ないって現象を数年前に東京湾東部の工業地帯にあるスタジアムで見かけたことがあるような気がします。

そうです巻選手にソックリなんです。そう言われてみれば、そもそものルックス、顔の感じからして、万代選手って巻選手に似てませんか?背番号も18番だし。

そう言えば巻選手、ヴェルディに移籍するんですか?海外で活躍する日本人選手が一人減ることは残念ですが、巻選手には切り替えて1トップ不足の代表に再チャレンジしてもらいたいものです。



ともあれ万代選手の奮闘もあって、前半から、どちらかと言えば草津ペースで試合は進んでいたのですが、後半途中に林選手に代わって小林選手が投入されたあたりから、途端にリズムが悪くなります。理由は幾つか有るのでしょうが、1つには、小林選手投入以後、何故か草津の攻撃が万代選手を目掛けたロングボール一本槍になってしまったてことがあるのでしょう。

ただ、そういう欠陥はアレックス選手の投入により解消されました。アレックス選手は、それなりのサイズもあり、加えてゴール前から余り動かないタイプの選手らしく、万代選手が左右に張り出すプレーをしたときのターゲットとして機能していました。ここに至って漸く万代選手の巻系プレーが輝き出したと言って良いでしょう。

アレックス選手が真ん中で存在感を示していたことは、いろんな意味で万代選手のプレーの選択肢を広げたらしく、後半30分くらいからのラスト15前後だけで、3~4回、万代選手はゴールより少しサイドに寄ったスペースへのスルーパスに抜け出してから決定的なチャンスを演出していました。

結局、最終的にはスコアレスドローに終わりましたし、ロスタイムに入ると両チームとも、ガクンとプレーの精度を落としましたが、万代選手とアレックス選手の関係性は悪くなかったと思います。



というわけで、豊田選手と万代選手が意地とプライドを賭けてハッスルハッスルした試合でございました。


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最終更新日  2011.08.05 17:20:13
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