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カテゴリ:東北楽天ゴールデンイーグルス
各種スタッツまとめ記事の2回目は、対左投手との対戦成績/打率です。
今年のペナントレースをつぶさに観てきた東北楽天ファンの方でしたら、イーグルス打線が左投手を苦手にしていることはご存知のはず。 西武と熾烈なCS争いを展開していた9月2日~8日は6試合連続で相手チームから左腕の先発投手をぶつけられ、後半戦最大の4連敗を記録・・・かなり痛い目に遭いました(西武=石井一・帆足、日ハム=藤井・武田勝・八木、オリックス=山本)。ちょうどこの頃は左投手に強い中島俊哉選手やリック選手等が故障で離脱中のときでした(西武の帆足投手には今季初完封を献上。対楽天戦8連勝というオマケつき)。 さらに、ソフトバンクと2位争いを演じていた佳境の10月にも相手チームがサウスポー投手を大量に送りこんできました(この時はあの熱気で左腕を攻略した印象があります) 実際、今季の(というか「も」というか)楽天は相手先発投手が左腕の試合は、23勝30敗で大きく負け越しています(対右腕だと54勝36敗1分の成績) 下記の表のとおり、強いチームは左腕をものともしていない様子が伺えます。楽天も来季以降Aクラスの常連を目指すなら、左腕攻略は最重要課題です。 ブラウン監督の前所属チーム=広島も上記表どおり対左腕の成績は芳しくありませんでした。今季の広島の対左投手チーム打率がどれだけなのか?把握はしていませんが、今季も悩まされた左腕対策にブラウン監督は楽天でも悩まされるのは必至?! 下記に成績詳細を掲載していますが、右も含めた楽天の09年チーム打率は.267に対し、対左打率は.275と、印象とはうらはらに良好な数値を示しています。 ここぞという場面で1本が出なかったのか?敗因を詳細に分析していないので確かなことは言えませんが(対左投手の得点圏打率が異常に低いのかもしれません)、結果とは逆に苦手意識が先行してしまった面もあるかもしれません。 ブラウン体制がどのように解決してくれるかが楽しみです。 ところで、下記表で興味深いのは、楽天きっての左キラーで知られる中島俊哉選手は左投手相手に約100打席立ちましたが、右投手相手だと13打数0安打のからっきしな結果になっています。 また、「左打者は左投手に弱い」とよく言われますが、楽天の左打者の大半が、左投手も苦にしていないのが数字で見てとれます(成績が悪いのは中村真人・憲史選手ぐらい)。 昨季まで左投手を苦手としていた鉄平選手も(パワプロなどで「左投手2」のマイナスな特殊能力が付いていた)、今シーズンは3割台にのせてきており、対左打率の改善が、そのまま大きくリーディングヒッターを獲った今季通算打率に反映しています。 時間があれば、対杉内、対武田勝など主要左投手との個人成績も調べてみたいと思っています。 ------------------------------------------- ↓↓各種ブログランキングに参加中!! 押して頂けたら励みになります。応援よろしくお願いします!(^ー゚)ノ にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年12月02日 16時27分03秒
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