以前、Force Majeureで、下記のように紹介した、
Force Majeure フォースマジュール(不可抗力)
Majeureは「偉大な」の意味で、Forceは力ですので、この言葉を直訳すると「偉大な力」、act of God(神の行為)とも言われている、契約を結んだ当事者が自分の力ではどうすることもできない事柄のことを意味します。
通常、契約書の中には、不可抗力条項というものが設けられ、そこには不可抗力であるとされるものが列挙されます。以下がその典型的なものです。
Fire 火事
Flood 洪水
Storms 嵐
Earthquake 地震
Typhoon 台風
Tidal wave 大津波
Plague 疫病
Epidemics 伝染病
Governmental laws 政府の法律
Governmental Orders 命令
Governmental Regulations 規則
Sanctions 経済制裁
Restriction 制限
War 戦争
Armed conflict 武力衝突
Hostilities 戦闘
Mobilization 動員
Blockade 海上封鎖
Embargo 禁輸措置
Detention 拘留
Revolution 革命
Riot 暴動
Looting 略奪
Strike ストライキ
Labour dispute 労働争議
Unavailability of transportation 輸送手段の使用不可
Severe economic dislocation 深刻な経済混乱
上記のような状況が発生した場合には、契約上の義務や責任が遂行を行わないことに対して責任を問われないとされるのが、契約の大原則の1つです。
今回の経済混乱で、Force majeureを適用されかねないのが、コレ、
"米国債デフォルト"
当然そのときは、米国はメンツを捨て、
過去の米国にサヨナラする覚悟で実行するだろう、
となると、下記の現実性が増してくる、
( 続)米国はドーなるの?2007.10.24 参照、)
米、カナダ、メキシコが統合へ? 保守派懸念の ...
【ワシントン=USA TODAY(産経)】 2007.10.23 21:58
米国、カナダ、メキシコが統合し、欧州連合(EU)のような北米連合となる構想が政府間で話し合われているのではないか、と保守派の活動家が懸念を深めている。
背景には3国政府が頻繁に安全保障や通商問題で会議を開き、その内容が公表されていないことがある。政府はいずれも「統合の構想はない」と否定しているが、「安全保障と繁栄のための協力関係(SSP)」と呼ばれる秘密会合が憶測や批判を生んでいるようだ。
保守派活動家のジェローム・コルシさんは「連合構想を裏付ける多くの証拠がある。私がそれらを挙げると陰謀家と決めつけるだろう」という。
カルロス・グティエレス米商務長官は「根も葉もないことだ。全くのミスリーディングであり、うそである。3国間協議はより効率的、生産的な関係を検討しているだけで、主権にかかわるものでは決してない」と明確に否定する。
人口4億4000万人、ユーロならぬ「アメロ」が共通通貨として通用し、物や人が自由に域内を動くことになるという保守派の不安は今のところ杞(き)憂(ゆう)にすぎないようだ。
そのアメロ、 天木さんも言っていた、
(アメロ、ホントに登場20086/19参照、)
あたらしい金融体制をつくろうとしている米政権
2008/6/16
しかし、この日高の論評の中で私が驚いたのは、「ブッシュ政権が今あらたな金融体制づくりに努力中である」という事に言及していたことである。日高はそれ以上の具体的な事はこの論評では何も述べていない。
しかし、私は、このくだりを目にした時、即座に、6月始めに米国に滞在していた時に耳にしたある米国人の言葉を思い出したのだ。
彼は言っていた。
ブッシュ政権は国民に知らせることなくあらたな試みを始めている。それは北米大陸の統合だ。今北米大陸のど真ん中をカナダからメキシコを一直線に縦断する16車線の一大高速道路を建設しようとしている。そして、ドルに替わるあらたな統一通貨をつくり、北米大陸を統合しようとしている、と。
私は、にわかにそれを信じる気にはなれなかった。その後、どこを探してもそのような公開情報は見当たらない。
そんな中での日高の言及である。「ブッシュ政権は今あらたな金融体制づくりに努力中である」、 これは何を意味しているのか。
又、玉蔵さんは、(抜粋で)
ペンションでもやりましょうか (09/28)
さて、いろいろな組織、企業、派閥が、その一つ一つを見ればそれなりにちゃんとした理由があって動いているようにも見えますが、まぁ大きくいうと猿芝居です。
アメリカだって必死にAIGの救済など資金供給をやって、暴落を防ごうと努力している。わざと没落させようとしているようには見えないという意見もあるでしょう。
しかし、そうではありません。第三次世界大戦に向けてのシナリオなのです。アメリカの破たんは世界を混乱に陥れる餌だとは毎回言っていることです。
第三次世界大戦に行くと言っているし、
サテサテ、このままではすまないのだけは確かなようだが、