昨日今日と年末特番の「女王の教室」を見ていて感動してしまった。可愛い子供たちだなぁと思いました。あんな小学生だったら何人いてもいいです。(笑)
NHKBSでは「ロック誕生50年」なる番組をやっていて、懐かしさと初めて見る映像もあって楽しめました。
今年のロックシーン、何を聴こうかなんて考える間もなかったし、優秀な新人バンドも出てきたり、ベテラン勢の復活もありました。数・質とも充実していたのではないでしょうか。
個人的にはヒップホップやニューソウル、ボサノバなども楽しめたりで充実していました。
ベスト10は以下の通りで、No.10以外は売れた物ばかりで、
結果的にメジャー路線になってしまったようです。
No.10 イ・プー『OPERA PRIMA』
70年代のアルバムで唯一ランクインです。ユーロロック好きには著名なバンドですが一般的には知られていないでしょう。初めて聴くとイタリア語のロックに違和感も感じますが、馴れると何でもありません。
ロックに芸術を求めたい人にも最適なバンドです。(
12月10日の日記に登場)
No.9 カイザー・チーフス『EMPLOYMENT』
これはUKらしいバンドです。60年代から受け継がれたブリティッシュ・ビートと70年代のパワーポップも兼ね備えたブリットポップ味の王道ロック。
UKロックの深みを知る一枚です。(
10月13日の日記に登場)
No.8 ハード・ファイ『STARS OF CCTV』
今年出てきた新人バンドでは、もっとも活気があったバンドのひとつです。パンク時代のクラッシュのように、
UKロックシーンのリーダー的な存在にも成り得そうな存在感があります。(
11月3日の日記に登場)
No.7 バックストリート・ボーイズ『never gone』
成熟度が増した捨て曲無しのアルバムです。ドラマチックで切ない胸キュンラブソングが一杯。
曲の良さでは彼らの最高傑作かもしれません。普段洋楽を聴かない人にも勧めたい1枚です。(日記未登場)
No.6 オアシス『DON’T BELIEVE THE TRUTH』
60年代がビートルズ、70年代がレッド・ツェッペリン、80年代がU2だとしたら90年代ブリットポップ以降のロック界のリーダーと言えばオアシスでしょう。従来の強引さが和らいで、挿入した曲もメンバー複数によるもの。
オアシスらしさを残しながら寛容な音作りへと変化を見せ始めた1枚です。今後のメンバーの言動にも目が離せません。(日記未登場)
No.5 ブラック・アイド・ピーズ『MONKEY BUSINESS』
ヒップホップの楽しさが満喫できるアルバムです。形にとらわれない曲の構成力に脱帽しました。しかも楽しいのです。
ロックが負けたなと実感した一枚でもあります。今年一番新鮮でショックを受けたのはこのアルバムかも。(
10月23の日記に登場)
No.4 マドンナ『CONFESSIONS ON A DANCE FLOORE』
このダンスアルバムも衝撃だったかな。
年輪を積まないと出来ないのではと思われるダンストラック集。吹っ切れ具合が凄いですね。今までのアルバムを聴き直したくなりました。来年マドンナ再評価に時間を使おうかなと思ってます。笑。(
12月6日の日記に登場)
No.3 SCISSOR SISTERS(シザー・シスターズ)
今年の上半期にはまりまくった一枚。80年代ニューウェーヴや70年代ポップのエッセンスを取り込みながら、踊れるダンスミュージックに仕立て上げたアルバムです。
見(魅)せても良し、聴かせても良し、踊らせても良しのエンターテイメントな一枚です。ライブ行きたいバンドだなこれは。(
1月25日の日記に登場)
No.2 アーケイド・ファイア『FUNERAL』
これはロックバンドとは言いずらい、
聴いたことがないような新世代のポップ・ミュージックですね。カナダから出るべきして出たという。堪能で教養あるクラシックの楽員がロックをやればこんなのが出来ますよ、という感じです。浪漫に満ちた楽曲に幸せな気分になりました。(
10月26日の日記に登場)
No.1 ジェームス・ブラント『back to bedlam』
そして今年のNo.1はジェームス・ブラント『back to bedlam』です。今月、日本盤もようやく発売され認知されてきました。ジェームス・ブラント・ファン・ブログなるものも誕生して着実にファンを増やしているようです。ファン心理とは微妙なもので、一般的になると自分の元から離れたような気分にもなります。日本盤のジャケットは明るいブルーで見栄えがしますが、楽曲のイメージからするとオリジナルのグレイの方が適切とはいえないでしょうか。ボーナス・トラック2曲は魅力ですけど……(笑)
ジェームス・ブラントの魅力とは、ピュアな歌心と言えば良いでしょうか。まだ誰の手にもかかっていない原石のような輝きの。。。。(
10月1日の日記に登場)
選に漏れたのでは、ハル、スティーヴィー・ワンダー、くるり、フランツ・フェルディナンド、コールド・プレイ等があるかな。最近気に入っているホワイト・ストライプスやマリタイム等も入れなかった。来年に入れるかもしれないし。
今年はダンス、ポップ寄りのロックを好んだ1年だったかな。来年はジャズに接近しようかなとも思っているし、ヘビメタに復帰しようかなとも思ったりするし、ネオアコを掘り下げようとも思うし、ヒップホップに本格的にのめり込もうかなとも思うし、良くは分かりません。年が明けたらじっくり考える事にします。(笑)
では皆様、また来年お会いしましょう。(笑)
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