《米カリフォルニア在住、23歳の作詞作曲家ベサニー・コセンティーノ(Vo)と音楽パートナーのボブ・ブルーノからなる男女デュオ。音楽メディアが我先にと彼らを取り上げNME誌のRADARで特集、日本のメディアでもインタビューや特集が組まれるなど、新人バンドの中でも別格の存在。ウェーヴスやザ・ドラムスらと並んで“サーフ・ブーム”を巻き起こした。リヴァーブのたっぷりかかったポップでサイケデリックなガレージ・サウンドと、キュートなベサニーの歌声が特徴。》~BARKS、CDジャーナルより~
輸入盤はだいぶ前から出回っていましたが、私は国内盤がリリースされてから購入しました。【ドラムス】が出てからというものの、女性がメインヴォーカルのこんなローファイバンドも充分に出てくるというのは予想出来てしまうから、それほど新鮮味は感じなかったのだけど……。
60年代のカリフォルニアガールポップとスペクターサウンドにローファイギターサウンドの合体。簡単に言ってしまえばそれだけでこのベスト・コーストの音は語れてしまう。
歌詞も他愛のないラブソングが多くて、肩肘が張らない。聞き流す事も可能だし、真剣にサウンドに向かい合うことも可能。でも
何度も聴きたくなる中毒性みたいなものもありますね。
オフィシャルの映像でベサニーが、愛猫のスナックスと映っていた。アルバムカバーの絵よりも実物は可愛い猫ちゃんでした。またベサニーは来日したら猫カフェに行ってみたいと言ってます。^^;
聴き進めていくと、ガールポップ的雰囲気からダークなガレージロックへと雰囲気が変わっていき、睡眠作用をもたらすような所もあります。甘くなりすぎないのが良いですね。
特に「Boyfriend」「The End」「When I’m With You」の3曲が明るくて好き。
《When I’m With You》
♪この世界は怠け者
でもあたしたちはただのクレイジー
だから一緒にいると、ほんとに楽しい
小ちゃい時からママにいつも言われてた
いつかあなたみたいな男に出会えるって
だから一緒にいると、ほんとに楽しい
ひとりで眠るなんて大嫌い♪
歌詞から察すると、ベサニーって結構子供ぽい人みたい(^^;)。
3月15日に来日公演が決定しています。【モーニング・ベンダーズ】とのダブルヘッドライナーはUSインディ好きにとっては豪華すぎるラインナップ。行きたいけどサマソニにも来そうな気がするから、様子見中。この時期来日ラッシュなので、出来ればサマソニ参戦で済ましたい思惑で。。。(笑)
Best Coast/Crazy For You 【CD】