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次のお題。産む機械発言の件。
発言の「機械」の部分はやはり様々に言われているので省略。 私が当初から気になっているのは,少子問題に対して産む能力のある女性(これについて能力の部分を機械と表現した大臣の不見識さは,もう放置することとして)が「頑張ってもらうしかない」と言っていることについてです。 生殖に対しては両性が必要であることは言を待たないものの,実際の出産そものもに関しては男は大したことはできません。(独身だけど,立ち会った経験からすると本当に無力ですよ(苦笑))だから,(男である大臣は)頑張れと言うのでしょうか。女性が頑張って子供を作ってもらうよう,そうお願いすればよいのでしょうか。それで少子化問題が解決するのでしょうか。 少子化問題がその子供の育児の問題,ひいては福祉の問題や労働環境の問題など複雑な問題の一表現であることは,少し考えれば分かりそうな話です。それらの問題を全て解決した上で「頑張ってくれ」なら,多少は分かります。でも福祉も労働環境も両方所管する厚生労働省,問題解決してますか。(努力はしているのかもしれませんが,結果が出ていない以上認められません)この現実に対して所管大臣が自らの責任を放棄している,ように私は発言から感じました。所管する問題に対してこの程度の見識の人が責任者をしていて良いとは思えません。 余談。 この発言問題に対して松本零士の意見を求めよ,という案はユニークですな。 そういえば機械化人にも子供はいるようだけど・・・遺伝子情報を既に必要としていないはずだから,生まれている(と思われている)あの子供達は,ただのアンドロイドなのでしょうかね。 「うるさい。おまえなんかロボットだ!」 「トホホ」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.02.04 15:00:08
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