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カテゴリ:射撃関係
Sさんからも試射を薦められたけど,まずは流儀を掴まないことには始まりません。なので,とりあえず見学。周りからは視線が泳ぐ挙動不審な奴・・・と思われていたかもしれませんが。
先ずは射台。50mと100mに分かれており,スラッグ射撃の私は50m。ここでの姿勢は立射かベンチレスト。立射は読んで字のごとく立って撃ちます。ベンチレストは机等に設置した台(レスト)に銃を置いて撃ちます。レストで支える分,立射よりも当たりやすいのです。このレスト,自前の物を用意している人が多いのですが,射撃場備え付けの木のブロックや車のジャッキを利用した簡易レストを借りることも出来るようです。今回,私は鉄砲しか持ってきていないので,レストは借りることにします。 トラップ射撃の場合,射台の一番左の人から撃ち始めて順にその右隣の人が撃つのですが,ライフル射撃場の場合は関係ないようです,皆勝手に撃ってます。弾は弾倉に入れずに直接薬室に入れている人がほとんどです。ライフルの人は弾倉に入れているようですが・・・ちなみに連発は禁止。これはどこのライフル射撃場でも同じようで,連発した場合は出入り禁止になることもあります。これは事前に得ていた情報通り。 周囲を見ていると,弾にグリスを付けている人がいます。あー,そういえばこれも以前掲示板で教えて貰いましたっけ。鉛の一発弾を撃つスラッグ射撃では鉛が銃身内に付着するので,熱耐性のあるモリブデングリスなどを事前に弾に付けておくらしいのです。なかには銃砲用のグリスを付けている人もいました。いずれも今回私は持ってきていません。銃砲用でも良いとは驚きですが,銃砲用の物も熱には強いので納得です。また,手が汚れないようにヘラを使う人や,グリスを付けた弾を綺麗に収納できるようにケースを用意している人も。これも次回への課題です。 こんな感じに見学をしていると射台が二つ空きました。周囲を見るとこれから空いた射台に入ろうとしている人もいません。僭越ながら私も試射をさせていただくことに。これまで撃っていた人からは「下の的は撃ってませんから」と教えてもらいました。もっとも,この距離から的を見ても穴が空いているのかいないのかさっぱり分かりません。そこで普通はスコープの人もオープンサイトの人でもフィールドスコープ(野鳥観察とかに使うような単眼鏡)を持ってきていて,それで着弾を確認するのです。これも私は持っていません。デジカメで代用できるかな・・・と思ったのですが,最大望遠にしてもさっぱり分かりません。もちろん,それを拡大したところでも判別が付きません。 とりあえず,いきなり本番よりはマシであろうと,とにかく発砲することにしました。 銃口を安全な方向に向け,弾を薬室へと送り込みます。この時,暴発に備えるなどは上下二連銃と自動銃で変わることはありません。銃を構えて狙いを定め,準備が出来たら静かに引き金に指をかけます。そして,ここだと思うところで引き金を引きます。 ドカン!! 痛いです。あり得ないぐらい痛いです。反動が半端でなく,全くコントロールできません。私の銃の場合,反動のエネルギーを使って動作をするので,通常よりも力がそちらに利用されるだけ楽らしいのですが・・・試しに手動に切り替えて撃ってみます。 全く変わらないぐらい痛いです。 銃の構え方が悪いのかもしれません。確か,ライフルはライフルの構え方があったはずです。スラッグ射撃もそれに準じた構え方のハズですが,準備の悪い私はライフルの構え方を知りません。周囲の姿勢を見て真似てみましたが,痛みは変わりません。がっちり構えても痛いです。 いつものトラップ射撃の場合,100発撃ってもこんな事にはなりません。200発撃っても痛くなることはないのです。ところが今回,6発撃った時点でギブアップ。もうダメです,痛すぎます。帰りたいです。ただ,休めば楽になるかもしれません。騙し騙し参加することにしました。 ちなみに,6発撃った結果は全く分かりませんでした。 途中,的の交換があったのですが,自分がしゃしゃり出て良いものなのかも判然としなかったため,ただ傍観していました。従って,私の撃った的も他の的とまとめられてゴミ箱へ。 写真は射撃後に撮った的です。デジカメで再生したときには見えませんでしたが,パソコンでは弾痕が確認できますね。一応,紙には当たってます! なお,#1と#2に写真を追加しました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.03.22 22:17:12
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