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佑(たすく)

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2007.03.11
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カテゴリ:射撃関係
 結局,当たるのかどうか,分からないまま競技開始です。

 私の順番はさほど早くなかったので,先に撃つ人たちの動きを見て,また勉強です。
 まず,撃つ人が的の所まで行って自分の標的紙を貼らなくてはいけないようです。貼り付けるためのタッカーを自分で持っている人もいるようですが,射撃場の物を借りることも出来るようです。
 なお,的まではこの射撃場の場合,写真のように普通に歩いていきます。射台から丸見えです。したがって,標的紙の交換最中は射台にアラームが鳴り,黄色い警告灯が光って合図が出ます。この間,脱包が義務づけられ銃に触れることは出来ません。暴発防止から当然に求めれることです。ちなみに,どの射撃場でもそうですが前方に赤いコーンや旗が出ているときは絶対に発砲してはいけません。
 ちなみに写真前方が50mの標的で,その奥に小さく見えるのが100m標的です。手前の射台には,これまたあり得ないようなライフルがあったりします・・・
 射撃開始の合図で,各々撃ち始めます。ここでベンチレストの姿勢を良く覚えようとしましたが,なんか人によって結構違うので参考になるような,ならないような。数発撃ってフィールドスコープで確認する人,あまり確認しない人様々です。

 いよいよ私の番が来ました。自分の標的紙を受け取り,板に貼りに行きます。標的紙は2枚,1枚につき5発発砲せよとのお達しです。これはスラッグ弾が大きいため,弾痕の判別がしやすいようにと5枚で変えてしまうルールだからです。貼り方は個人の自由と言うことでしたので,私は左右の射台から少しでも遠くなるように,縦に並べて貼りました。これで少しでも隣の人の的に当たる危険性が減ります。
 自動銃の私には,排出された薬莢が隣の人に当たらないように,と補助の人が付いてくれました。この人が排莢をボール紙で遮ってくれるのです。何の縁もない人ですし,私は只の初心者なので宜しくお願いしますと,丁寧に挨拶をしました。
 さて,射撃開始です。
 ええ,痛いです。一発撃つ度に泣きたくなります。どのぐらい痛いかというと,竹刀で肩に突きを受けたように痛いのです。それでも呼吸を整えて引き金を絞ります。なんとか5発撃って,下の的を狙います。8発目で本当に棄権しようかと思うほど痛くなりました。ので,一呼吸置いてからあと2発。なんとか10発撃ち終わりました。やれやれ。

 射撃が終わると,自分の的を回収しに行きます。おそるおそる近づくと・・・おおっ全弾「紙」には当たっているではありませんか。ベンチレスト射撃なので銃のブレは非常に少なかったわけで,とりあえず弾は狙った方向に飛んでいるようです。良かった,隣の人の的とかを撃たなくて・・・
 この後,次に射撃する人たちが的を貼って撃ち始めるのですが,私たちは採点です。採点も自分の仕事です。と,言っても一つの得点圏内にすっぽり収まっている弾痕なんかありません。大抵またがってます。そこで先ほど私の隣で撃っていた人に聞くと「高い方の得点圏で採点するようですよ」と教えて貰いました。私の的は,得点圏外に弾痕がありつつも,ちょびっと中央の10点圏を擦っている弾痕もあります。おお,これは大きい。
 面白かったのがその着弾の癖。最初の5発も次の5発も,適当に上下に散らばっていますが,全弾的の左側に偏っています。どうも引き金を引くときの癖みたいです。 

 全員のベンチレスト射撃が終わると,次は立射です。
 私は肩が痛くてたまらないのですが,他の人はどうなのでしょう。実は,肩にあらかじめパッドを当てている人もいるのです。私はそんな便利な物を持っていません。そこで,以前掲示板で貰ったアドバイスを思い出しました。そうだ,タオルを畳んで入れ込めば少しはマシになるはず!そう,実は銃を買った直後,結構やる気があってスラッグ射撃に関して,某掲示板で幾つかアドバイスを貰っていたのです。もっとも思い出すのが遅すぎましたが。

 先ほどと同じように準備して合図を待ちます。補助に付いてくれた人は先ほどと同じ人です。この頃になると私がずぶの素人だと周囲には知れ渡っていて,周りの人も色々話しかけてくれます。私は左右の人の的を撃って迷惑をかけるようなことがなくて良かったと,先ほどの射撃の感想を素直に言いましたが,「いやぁ,隣の人の的を撃つのは時々ありますよ,ご愛敬です」「オープンサイトの12番でしょ,紙に当たるだけで御の字ですよ」と慰めてくれます。ちなみに12番とは銃の口径のことで,猟やクレー射撃ではよく使われる口径です。しかし,スラッグ射撃の場合12番では口径が大きすぎ,必然的に反動が強くて敬遠されます。猟でどうしても獲物に十分な打撃を与えたい場合は12番を選択するらしいのですが。ちなみに口径が変わっても弾の飛距離や精度はあまり変わりません。なのでスラッグ射撃の場合20番が比較的良く選択されます。隣のおじいさんは「スラッグ=20番」の式しかなかったようで,「12番にもスラッグあるんだねぇ」と感心されてしまいました。まぁ「よく12番のスラッグなんて撃つよな」と呆れられているのもあると思いますが。

 さて,射撃開始です。
 先ほどのベンチレストと違い,銃を支えているのは私の腕力だけです。なので当然安定しません。そんな時,その昔に兵役経験のある先生から「銃を止めて撃とうとするから外れるんだよ,『の』の字を逆に書いて狙点に寄っていって撃つんだよ」と聞いたのを思い出しました。私も銃を止めるのは諦めて,動きの中で引き金を絞ることに。
 それにしても,痛いです。先ほどからの蓄積もあってか,5発打ち終わって既に半泣きです。
 残りの5発,的を変えて帰りたいのを我慢しながら,自分を騙しならが撃ちました。もう,半ばやけっぱちもありました。

 射台の全員が射撃を終え,的の回収に行きます。
 あちゃー。後半,やけくそ気味に撃った5発のうち2発が弾痕不明!紙にも当たっていません!!相当銃がぶれている中で撃ったので仕方ありませんが。
 点数は当然,ベンチレストとは比べものにならないぐらい悪かったです。





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最終更新日  2007.03.23 00:11:37



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