厚生労働省発表の2003(平成15)~2007(平成19)年の全国の市区町村別合計特殊出生率(1人の女性が生涯に産む子供の平均数の推計値)によると,最も高かったのは鹿児島・
徳之島の伊仙町で2・42。3位は
徳之島の3町がトップ3を独占した。
この他,30位のほとんどを九州・沖縄の島嶼(とうしよ)部が占める一方,下位30位の約半分は東京都内の自治体だった。厚労省は「島嶼部では子育て環境の充実,都市部は20代に学生が多いことが出生率に影響しているのでは」と分析している。
市区町村別合計特殊出生率は5年ごとにまとめられ,5回目の今回は全国1945市区町村(19年12月末現在)が対象。全国平均は1・31(前回1・36)と過去最低を記録し,少子化傾向を顕著にあらわした。
■市区町村別の合計特殊出生率
【上位5位】
(1)鹿児島県伊仙町 2・42
(2)鹿児島県天城町 2・18
(3)鹿児島県徳之島町 2・18
(4)鹿児島県和泊町 2・15
(5)岡山県真庭市 2・10
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