中島温泉旅館
薩摩半島の西、日本有数の砂丘、吹上浜の程近くにある吹上温泉。かつては伊作温泉と呼ばれ、維新前には地頭湯、所湯、打込湯と階級別に湯が分けられていた。島津忠良所有の湯殿であった温泉は、現在、この
中島温泉旅館となっている。
アルカリ性硫黄泉の伊作温泉は、古くより神経痛や慢性皮膚病への効用で知られ、西郷隆盛も明治3、4、7年の3度にわたり、訪れたと記録に残る。象皮病を患っていた西郷は、湯治に出掛けることが多かったようだ。
滞在中は大好きな狩猟をしてのんびり過ごしたという。体の大きな西郷を、地元の子どもたちが「せごどん(西郷どん)、せごどん」とはやし立てるのを、お付きの者が叱りつけると、「そんなに叱りなさんな」とたしなめたというエピソードが残っている。多くの人に慕われた彼の人柄をうかがわせる。
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住所:鹿児島県日置市吹上町湯之浦1106 TEL 099-296-2073
料金 大人2人で1室利用の1人料金(1泊2食付き、税サ込)1万55円~
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>>>温泉の入り方
癒し効果を得られる温泉の入り方。
◆湯上りのピールは,我慢を。
温泉から出てすぐに冷たいビ一ルをグイッ…。せっかく温まった体を冷やしては台無し。ビールは我慢して,湯上りは常温の水やお茶を。
◆熱い・・・そんな時,我慢は禁物。
暑さを感じたら,いったんお湯から出ます。足浴や半身浴にして,冷えてきたら入るなど,数回に分けて入るのが効果的です。
◆シャワーは,せっかくの効果も台無し!
温泉成分が肌を覆い,体温の低下を防いでくれます。温泉から出た後,これを真水のシャワーで流すと,保温効果がなくなります。なお,酸性泉や硫黄泉などでは,皮膚の弱い方は少し流したほうがいいようです。
◆シャンプーや石鹸は,使わない。
シャンプーや石鹸を使わなくても,温泉成分が体の汚れを流してくれます。
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