きょう3月13日は九州新幹線の部分開業、そして肥薩おれんじ鉄道開業から開業10周年を迎えました。
◆肥薩おれんじ鉄道
肥薩おれんじ鉄道は、九州新幹線の開業に伴い、JRから経営を切り離された八代駅と川内駅の区間で、沿線の自治体などが出資して営業を始めた第三セクターの鉄道会社です。
肥薩おれんじ鉄道は沿線の人口の減少などから利用客は年々、減り続け、昨年度は136万人余りと開業当初の70%程度となり、これに伴って運輸収入も落ち込むなど経営の改善が課題となっています。
同社は,「利用客は通院などいわゆる交通弱者と呼ばれる方が多く、なんとしても存続させなければならない。今後は中国や韓国など海外の観光客を呼び込む仕掛けを考えていきたい」としています。
◆ 走るレストラン 「おれんじ食堂」 -- 「肥薩おれんじ鉄道」
肥薩おれんじ鉄道の観光列車「おれんじ食堂」は、薩摩川内市と熊本県八代市の間をおよそ3時間かけて走る観光列車です。去年4月から12月までに1万1500人余りが乗り,関連グッズを含めた売り上げはおよそ1億3000万円と人気の「走るレストラン列車」です。
好評を受けて,肥薩おれんじ鉄道は今年3月21日からのダイヤ改正で甘夏ミカンやイチゴなど地元のフルーツを使ったスイーツ列車の運行を開始するほか、途中駅での停車時間を長めにした便を設定しました。
◆ 走るレストラン 「おれんじ食堂」 -- 「肥薩おれんじ鉄道」
走るレストランをテーマに,肥薩おれんじ鉄道の観光列車「おれんじ食堂」2013年3月24日から運行となりました。この列車は,川内(せんだい)か ら熊本の八代までを約3時間かけてゆっくり走り、車内では沿線の食材を使った料理がふるまわれます。木をふんだんに使った温もりのある車内にはレストラン の名のとおりダイニングテーブルと椅子が並び、通常の列車とは雰囲気が異なる空間となっています。おれんじ鉄道の魅力のひとつは景色ですがこのペアシート からは真正面に景色が広がります。
おれんじ食堂の車両デザインは,九州新幹線や「隼人の風」などを手がけた水戸岡鋭治さんです。
○1号車(ダイニング・カー):指定座席数23席
区間運賃・座席指定料金・お食事・お飲物・停車駅での「食のエンターテインメント」の料金がすべて含まれたパック料金です。
列 車 名 | 区 間 | 大 人 | 小 人 |
おれんじ食堂1号 | 新八代(10:18発)⇒川内(13:33着) | 12,800円 | 8,200円 |
おれんじ食堂2号 | 川内(14:03発)⇒新八代(17:08着) | 12,800円 | 8,200円 |
おれんじ食堂3号A | 新八代(17:14発)⇒川内(20:00着) | 14,600円 | 9,800円 |
おれんじ食堂3号B
(夕食あり) | 新八代(17:14発)⇒出水(18:36着) | 11,400円 | 7,700円 |
おれんじ食堂3号C
(夕食なし) | 新八代(17:14発)⇒出水(18:36着) | 8,400円 | 6,200円 |
※アルコール類や車内販売、キッチン等での取扱い商品は、別途料金となります。
★ まち楽 鹿児島-鹿児島の名産品を探す ★
★JR九州商事オンラインショップ-九州各地の特産品・焼酎とJR九州の列車グッズ販売 ★
★JA鹿児島経済連故郷便★