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テーマ:世界を動かす国際金融(373)
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詳しいことは不明だが、西武グループ買収をモルガン・スタンレーが準備しているとのこと。ここ数週間、“内戦”が続いているモルガン・スタンレーだが、1日には同社の取締役会がフィリップ・パーセル最高経営責任者(CEO)の続投を支持したと発表したばかり。 西武グループに関しては、当初、53カ所とされた西武グループの売却・撤退候補が、3月28日、突然85施設にカサ上げされた。これは、約160ある西武グループ施設のほぼ半分に相当する。西武グループ経営改革委員会(委員長・諸井虔太平洋セメント相談役)が追加候補を上乗せしたのである。 西武グループとしては過去最大の500億円規模の投資とされるホテル、これは4月11日にオープンしたばかりの東京プリンスホテルパークタワーのことであるが、パークタワーも改革委の「売却・撤退候補」の中にあるとのこと。 日経によると、モルガン・スタンレーが用意する総額は「1兆6000億―2兆円」。3月25日には、ゴールドマン・サックスが9000億円で「西部グールプ買収を提案」と日経が報じたが、「西武鉄道グループに対する買収提案はしていない」とゴールドマンの広報担当者が明らかにしたとロイターが報じた。しかし、本日の日経によると、「米ゴールドマン・サックスは9000億円の買収案に5000億―6000億円を上積みする方向で一部金融機関と接触を始めた」となっている。 一方、クレディ・スイス・グループと共同で村上世彰の「M&Aコンサルティング(村上ファンド)」も西武グループの完全買収を提案している。 これらのことから、西武グループ買収が“おいしい”ことが解る。 新生銀行の例があるように、今後、西武グループ「買収」には何が起こるか(どんな圧力が加わるか)わからないので、目を離さずに見ていこうと思っている。 西武、米モルガンも買収提案へ・1兆6000億―2兆円準備 再建中の西武グループに対し、複数の外資系金融機関が巨額の買収提案を準備していることが2日、明らかになった。米モルガン・スタンレーは西武グループが抱える連結有利子負債の繰り上げ返済を含む総額1兆6000億―2兆円の買収案を用意。米ゴールドマン・サックスは9000億円の買収案に5000億―6000億円を上積みする方向で一部金融機関と接触を始めた。外資による買収攻勢の活発化で西武グループ再生計画は予断を許さない状況となってきた。 (07:00) http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20050503AT1D0205802052005.html 米モルガン・スタンレー取締役会、パーセルCEOへの支持を確認 2005年 05月 2日 月曜日 09:40 JST [ニューヨーク 1日 ロイター] 米モルガン・スタンレーは1日、同社取締役会が4月30日に開いた会合で、フィリップ・パーセル最高経営責任者(CEO)への支持姿勢を確認したと発表した。 取締役会は、既に発表されたカード事業「ディスカバー・カード」分離以外にリストラ(事業再構築)による変更を行わない方針も明らかにした。 今回の会合では、モルガン・スタンレー社則にあるCEO解任規定について、取締役会の75%以上の同意を必要とするという項目を外して50%以上の同意と入れ替えることも決めた。 モルガン・スタンレーではここ数週間、元取締役などがパーセルCEOに対し、数人の役員退職に続いて辞任するよう迫る活動を繰り広げている。 http://www.reuters.co.jp/financeNewsArticle.jhtml?type=industriesNews&storyID=8354974 米モルガン・S:株式トレーダー8人がドイツ銀行に移籍-人材流出続く 4月20日(ブルームバーグ):米銀大手モルガン・スタンレーの機関投資家向け株式トレーダー8人が同社を退社し、ドイツ銀行に移籍したことが明らかになった。モルガン・スタンレーでは、過去3週間以内に経営委員会メンバーの5人が退社するなど、人材流出が相次いでいる。 ドイツ銀行は20日、モルガン・スタンレーからロバート・カロフスキー氏とジョセフ・フェラリーズ氏を引き抜き、キャッシュ・エクイティ部門のマネージングディレクターとして採用したことを明らかにした。 また、同じくモルガン・スタンレー出身のドナルド・ヒーリー氏とブライアン・リグニー氏、エリック・シェンカー氏もマネージングディレクターとして起用。また、ブライアン・ドゥーガン氏とウィリアム・マシューズ氏、ジョン・パストレリ氏は、ディレクターとして採用した。 モルガン・スタンレーでは1週間前、投資銀行部門トップのジョセフ・ペレラ氏とテリー・メギド氏が辞任したばかり。元幹部や株主からは、フィリップ・パーセル最高経営責任者(CEO)の退任を求める声が高まっている。 また、モルガン・スタンレーは20日、米国債取引の元責任者であるトーマス・ジューターボック氏が退社したことを明らかにした。 更新日時 : 2005/04/20 23:50 JST http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003015&sid=aPaRX7j5hObI&refer=jp_europe 米モルガン・スタンレー:英HSBCが買収提案も、8.1兆円で-英紙 4月3日(ブルームバーグ):3日付の英紙インディペンデンスは、時価総額で欧州最大の銀行、英HSBCホールディングスが、証券2位の米モルガン・スタンレーに400億ポンド(約8兆1000億円)で買収を提案することを検討していると報じた。HSBCの内部からの情報を基に伝えた。 同紙によると、HSBCの投資銀行部門の上級取締役らは、モルガン・スタンレーの買収を検討することをジョン・ボンド会長に進言している。取締役は、モルガン・スタンレーの米国のリテール(小口金融)部門ディーン・ウィッターについて、HSBCと事業の相互補完効果があると指摘したという。 HSBCは投資銀行部門確立のため、2003年にモルガン・スタンレーの元副会長ジョン・スチュジンスキ氏を起用している。 モルガン・スタンレーのフィリップ・パーセル最高経営責任者(CEO)は、一部の元幹部から退任を迫られている。ロバート・スコット元社長やS・パーカー・ギルバート元会長は3月29日に、スティーブン・クロフォード氏とゾーイ・クルーズ氏を共同社長に指名した28日の人事は両氏が先に表明した懸念に答えていないと主張した。 モルガン・スタンレーの時価総額は627億ドル(約6兆7500億円)。 (インディペンデンス、4月3日) 更新日時 : 2005/04/04 06:14 JST http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003017&sid=amB2pU3mfQY8&refer=jp_japan HSBC:MS証券買収で投資銀行業務拡大検討か 発信:2005/04/04(月) 10:32:56 世界最大級の総合金融グループの持ち株会社である匯豊控股有限公司[香港上場、HSBC(エイチエスビーシー)、0005]は、750億ドルを投じて、世界第2位の証券会社であるモルガン・スタンレー証券に資本参加するもよう。4日付で香港・財華網が英インディペンデント紙を引いて伝えた。 同紙は関係者からの情報とした上で、HSBCの董事らがモルガン・スタンレー証券の株式買収を通じて、投資銀行業務の拡大を検討するようジョン・ボンド主席に「具申」していると伝えている。(編集担当:緒方隆次) http://news.searchina.ne.jp/2005/0404/stockname_0404_013.shtml ゴールドマン・サックスが西部グールプ買収を提案(2005年03月25日) http://plaza.rakuten.co.jp/HEAT666/diary/200503250001/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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