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東野圭吾2

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東 野 圭 吾 さ ん の 文 庫 - そ の 2 -

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白夜行 ★オススメ2タイトルリンク★ ★オススメ3タイトルリンク★
1973年、大阪の廃墟ビルで一人の質屋が殺された。容疑者は次々に浮かぶが、結局、事件は迷宮入りする。被害者の息子・桐原亮司と、「容疑者」の娘・西本雪穂―暗い眼をした少年と、並外れて美しい少女は、その後、全く別々の道を歩んで行く。二人の周囲に見え隠れする、幾つもの恐るべき犯罪。だが、何も「証拠」はない。そして十九年…。息詰まる精緻な構成と、叙事詩的スケール。心を失った人間の悲劇を描く、傑作ミステリー長篇。 ★オススメ2紹介文★ ★オススメ3紹介文★
ミステリというジャンルを超え、見事な人間ドラマに仕上がっています。 過去のトラウマにさい悩まされながらも、逆境を乗り越え、手段を選ばず昇り詰めていく女。 女と共に生きることを選び、女のためなら人を殺すことさえ厭わない男。 非人道的な二人だけれど、必死に生きようとする様と強い絆に、心を打たれます。 ドラマ化もされ人気も高く、ミステリ好き以外の人にも東野さんの名前を広く知らしめた作品です。 ★オススメ2レビュー★ ★オススメ3レビュー★


●その他の既読本 ※刊行順。 (レビューは思い出しながらちょこちょこ書きます。)

嘘をもうひとつだけ バレエ団の事務員が自宅マンションのバルコニーから転落、死亡した。事件は自殺で処理の方向に向かっている。だが、同じマンションに住む元プリマ・バレリーナのもとに一人の刑事がやってきた。彼女には殺人動機はなく、疑わしい点はなにもないはずだ。ところが…。人間の悲哀を描く新しい形のミステリー。 加賀刑事の推理が冴える短編集です。加賀刑事モノ、といえる作品です。
予知夢 深夜、16歳の少女の部屋に男が侵入し、気がついた母親が猟銃を発砲した。とりおさえられた男は、17年前に少女と結ばれる夢を見たと主張。その証拠は、男が小学四年生の時に書いた作文。果たして偶然か、妄想か…。常識ではありえない事件を、天才物理学者・湯川が解明する、人気連作ミステリー第二弾。 『探偵ガリレオ』に続くシリーズ第二作。こちらでも見事な解決が光ります。
片想い 十年ぶりに再会した美月は、男の姿をしていた。彼女から、殺人を告白された哲朗は、美月の親友である妻とともに、彼女をかくまうが…。十年という歳月は、かつての仲間たちを、そして自分を、変えてしまったのだろうか。過ぎ去った青春の日々を裏切るまいとする仲間たちを描いた、傑作長篇ミステリー。 『性同一性障害』という重いテーマを題材にしたミステリー。学生時代の仲間
超・殺人事件
-推理作家の苦悩-
新刊小説の書評に悩む書評家のもとに届けられた、奇妙な機械「ショヒョックス」。どんな小説に対してもたちどころに書評を作成するこの機械が、推理小説界を一変させる―。発表時、現実の出版界を震撼させた「超読書機械殺人事件」をはじめ、推理小説誕生の舞台裏をブラックに描いた危ない小説8連発。意表を衝くトリック、冴え渡るギャグ、そして怖すぎる結末。激辛クール作品集。 ★レビュー★(再読)
レイクサイド 妻は言った。「あたしが殺したのよ」―湖畔の別荘には、夫の愛人の死体が横たわっていた。四組の親子が参加する中学受験の勉強合宿で起きた事件。親たちは子供を守るため自らの手で犯行を隠蔽しようとする。が、事件の周囲には不自然な影が。真相はどこに?そして事件は思わぬ方向に動き出す。傑作ミステリー。 結構初期の作品かな、と思いきや思ったより最近の作品でした。 割と普通な推理小説です。(←東野作品の中では物足りないかな、ということ。)
時生 不治の病を患う息子に最期のときが訪れつつあるとき、宮本拓実は妻に、二十年以上前に出会った少年との想い出を語りはじめる。どうしようもない若者だった拓実は、「トキオ」と名乗る少年と共に、謎を残して消えた恋人・千鶴の行方を追った―。過去、現在、未来が交錯するベストセラー作家の集大成作品。 単行本『トキオ』より改題。NHKでドラマ化されました。 主演がTOKIOの国分くんなのは、タイトルにかけてるんでしょうかw?息子役は嵐の桜井翔くん。
ゲームの名は誘拐 敏腕広告プランナー・佐久間は、クライアントの重役・葛城にプロジェクトを潰された。葛城邸に出向いた彼は、家出してきた葛城の娘と出会う。“ゲームの達人”を自称する葛城に、二人はプライドをかけた勝負を挑む。娘を人質にした狂言誘拐。携帯電話、インターネットを駆使し、身代金三億円の奪取を狙う。犯人側の視点のみで描く、鮮烈なノンストップ・ミステリー。 藤木直人さん、仲間由紀恵さん主演で 映画化されてます。 初期の作品、 「ブルータスの心臓」に似た感じの、犯人の男の視点で描かれた作品。
手紙 強盗殺人の罪で服役中の兄、剛志。弟・直貴のもとには、獄中から月に一度、手紙が届く…。しかし、進学、恋愛、就職と、直貴が幸せをつかもうとするたびに、「強盗殺人犯の弟」という運命が立ちはだかる苛酷な現実。人の絆とは何か。いつか罪は償えるのだろうか。犯罪加害者の家族を真正面から描き切り、感動を呼んだ不朽の名作。 こちらも 映画化作品です。 白夜行からの系譜に属しますが、この作品においては、ミステリ要素がほとんどなくなっています。 犯罪者とその家族。贖罪をテーマに見事な人間ドラマとして完成度が高い作品です。
殺人の門 「倉持修を殺そう」と思ったのはいつからだろう。悪魔の如きあの男のせいで、私の人生はいつも狂わされてきた。そして数多くの人間が不幸になった。あいつだけは生かしておいてはならない。でも、私には殺すことができないのだ。殺人者になるために、私に欠けているものはいったい何なのだろうか?人が人を殺すという行為は如何なることか。直木賞作家が描く、「憎悪」と「殺意」の一大叙事詩。 一人の男の存在に苦しめられ、ついには殺意に抱くまでに至る一人の男の半生を描いた作品。 人間の心の闇をひたすら描いていて、こちらについてもミステリ要素はほとんどありません。
幻夜 あの女のすべてを知りたい。過去も目的も、真実の顔も―。名作「白夜行」から4年半。あの衝撃が、今ここに蘇る。長編エンタテインメント。 2007/03/24の日記にてレビュー。

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●関連作品(映画・コミックなど)



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