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2007.10.20
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 昨日、何時ものベランダの椅子で一服していると、目の前の庭石の上を真っ黒な芋虫が這っている。長さ2cm位で地面を這う黒い芋虫、と言えば普通はヨトウの類である。

 しかし、何かおかしい。這い方が一寸違う。普通芋虫は伸縮しながら前進するが、この芋虫、どちらかと言うとナメクジの様に滑る感じで前進する。脚が見えない。良く見ると、チャンと伸縮しているのだが、その範囲が非常に狭い。


クロムネハバチの近縁種の幼虫1
庭石の上を這うクロムネハバチの近縁種の幼虫(2007/10/19)



 マクロレンズで覗いてみると、何だか背中と側面下部に襞の様なものがある。変な芋虫だ!!

 しかし、どうせヨトウの幼虫なぞ、種類が多過ぎて調べても分からないだろう、と思ったので、余りキチンと写真を撮らなかった。

クロムネハバチの近縁種の幼虫2
丸い顔に円らな単眼が愛らしい.大きな単眼の存在や感覚器の位置が

鱗翅目の幼虫とは異なる(2007/10/19)



 後で撮影データをコムピュータに移し、細部を見て驚いた。大きな単眼が1対あり、頭頂には瘤がある。これは、蛾の幼虫ではない。

 「日本幼虫図鑑」で調べてみると、以前紹介した「クロムネハバチの近縁種」かそれに近いハチの幼虫らしい。クロムネハバチはシソ科のカキドオシを食草にすると言うが、我が家にはこの植物は生えていない。

 しかし、クロムネハバチの近縁種であるヒゲナガハバチはスミレを食べるとのこと。スミレならば我が家に沢山ある。

 これらのハバチが属すLagidina属には、他に1種しか居ないらしい。とすると、このヒゲナガハバチの幼虫である可能性が高いが、他属の幼虫に似た様なのが居る可能性も否定できないので、一応「クロムネハバチの近縁種の幼虫」としておく。

クロムネハバチの近縁種の幼虫3
背中の襞はイグアナの如し(2007/10/19)



 この芋虫、背中にはイグアナの様な突起状の襞がある。残念ながら、ヨトウと思ってかなりいい加減にしか撮らなかったので、良い写真がない。もっとキチンと撮って置くのだった、と後悔しても、後の祭り。







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最終更新日  2007.10.20 10:25:17
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