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2008.09.03
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カテゴリ:植物(草本)


 どうも夏の我が家には花が少ない。デュランタ・タカラズカと先日紹介した花付きの良くないフヨウ、他には冴えないキク科の雑草擬きがチョボチョボと咲いているだけである。

 しかし、考えてみると、小さい花ならば無いこともない。何しろ昆虫ならば2mm以下のものでも普段掲載しているのだから、花だってミリ単位のものを出してもおかしくはない。

 ・・・と言うことで、今日はミズヒキの花を取り上げることにした。


ミズヒキの花1
ミズヒキの花.花軸に沿って一斉に開いている(2008/09/02)



 花の直径4mm強、虫ならば「撮り易い」大きさと言える。昨日掲載したハリカメムシ幼虫(4齢)の体長より少し小さいだけ。

 雄蕊5本、雌蕊は2つに分かれているのが分かる。子房や雄蕊の基部の辺りは妙に凸凹している。調べてみると、4枚の花弁の様に見えるのは萼片だそうで、花は閉じることはあっても散ることはない。

ミズヒキの花2
一つの花は直径約4mm.花弁のように見えるのは萼片

上側が赤く、下側は白い

(2008/09/02)



 萼片は上側の1枚が赤く、下側の1枚は白い。左右の2枚はどうかと言うと、御丁寧にもその上半分が赤く、下半分は白い。花が上下で赤白の染め分けになっているので、水引と言う名前が付いたらしい。

ミズヒキの花3
横からの方が雄蕊や雌蕊が良く見える(2008/09/03)



 しかしながら、この花、何時開くのかどうも良く分からない。実は、数日前にも撮ろうとしたのだが、かなり広い範囲に亘って彼方此方に生えているにも拘わらず、開いている花が一つも見当たらなかった。

 ところが、昨日の朝は一番上の写真の様に沢山開いていた。他の写真も多くはその時に撮ったのだが、一部気に食わないのがあって、午後になってから撮り直そうとしたら、花はみな閉じてしまっている。今日の朝はどうかと言うと、一応開いている花があったが、昨日とは異なり探さないと見つからない程度。一日花なのか、或いは、同じ花が開いたり閉じたりするのか、花に印でも付けて毎日観察しないと分かりそうにない。

ミズヒキの花4
閉じた花.2つに分かれた雌蕊だけが飛び出している

なお、倍率は他の花と同じ

(2008/09/03)



 小さい花だが、割りと虫に人気があるらしい。小さなハナバチやハエの類ばかりでなく、アリもやって来る。この写真のアリは、特にミズヒキが好きらしく、かなり離れたところにある花に同じ種類のアリが来ていた。種類を調べてみたが、何分にも小さ過ぎて良く分からない。しかし、アメイロアリかその近縁種らしい。

ミズヒキの花と蟻
ミズヒキの花にやってきたアリ.体長2.5mm程度

(2008/09/02)



 最近は植物を紹介することが少ない。春は別として、もう紹介済みの植物ばかりだからである。昆虫は飛んだり這ったりして我が家にやって来るから、常に新顔が登場する可能性があるが、植物はお隣の庭からノコノコ歩いてきたりはしないから、その可能性は少ない。風で飛んでくる種子や、鳥の落とし物に期待するだけである。

 しかし、極く小さな花を着ける雑草には、まだ掲載していない種類が沢山ある。これからは、精々雑草を面白く撮って紹介する以外に手立てが無い様である。







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最終更新日  2008.09.03 22:02:26
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