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テーマ:日々自然観察(9912)
カテゴリ:クモ
その途中で、アレッ、と思った。以前掲載したメスジロハエトリの雄であることに気が付いたのである。全く、年を取ると、一度掲載したことのある種類すら憶えていない。困ったものである。 昔のページを開いてみると、その時は直ぐにクモを見失ってしまって、載せた写真はたったの2枚、しかも同じ様な写真である。それに対して、今回は様々な方向から撮れた。これはもう一度掲載し直しすべきであろう。 ・・・と言う訳でメスジロハエトリ(雄)の再登場と相成った。
ハエトリグモの模様や形は、雌雄でかなり違うのが普通である。特に、このメスジロハエトリではその違いが大きく、雌は白地に暗色の小斑が多数散在し、雄とは全く異なる外観をしている。恐らく、昔はそれぞれ独立の種として記載されていたに違いない。
しかし、このクモ、見る方向によって随分違って見える。特に背面(最初の写真)から見たのと真っ正面から(上の写真)とでは、とても同じクモとは思えない。真横から見た場合(2番目の写真)も、これが最初の写真や上の真っ正面から見た写真のクモと同じとは、俄には信じがたい。
これは、第1脚の内側が青いのと、前中眼がハエトリグモの中でも特に大きいのが、背面や横からでは見えないのが主な原因であろう。 斜めから撮った写真を見れば、な~るほど、と納得できる。やはり、生き物の写真は様々な方向から撮らないと全体像を掴めない、と言うことである。
今日は、ここ数日とは打って変わった雲一つ無い秋晴れ。投稿が終わったら、カメラでもぶら下げて散歩に出掛けることにしよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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