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いつごろだったか忘れたが、なぜか「死後」の世界というものに非常に興味が出てきて、「臨死体験」やら「死後体験」「対外離脱」やら「過去生体験」に至るまで、非日常の世界へ招き入れてくれる本を読み漁った。 そこで見えてきたことは、こういった体験は、ともすると、人に話すと変に思われる、とか、頭がおかしい、と思われると心配して、実際に体験をしても他の人には話さない人が多い、ということだった。 だからこそ、逆に大学などでこの種の調査をやるにあたって体験談などを募集すると、ここぞとばかりに「聞いて欲しい」という人が多いという。 また、研究者が講演会などを行うと、講演のあとに、決まって、「こんな話をすると頭がおかしいんじゃないか、と思われるかもしれませんが・・・・」とか「こんな話、今まで人にはしたことないんですが、けっして嘘ではないんですが・・・・」とか言って、話をしてくれる人が多いそうだ。 私自身は、幸いにも、というか、不幸にも、と言うか、そういった超常的な体験というものが全くない。 しかし、知人には、霊が見える人もいれば、ヒーリングと言って、手かざしで、人の体の不調を直すことが出来る人がいる。 こういったことを、言下に、迷信やら思い違いやら、単なる幻想と片付けてしまうにはあまりにも体験者が多く、その状況も千差万別で、けっして幻想や見間違いでは片付けられず、中には、本人すら知らない事実が霊から話しかけられてわかり、それが本当のことだった、と証明されることすら珍しくない。 知人の霊が見える人、というのは、やはり家系にその手の能力が高い人がいて、子供の頃には、その人を中心に交霊会が開かれ、そこでは、まさに信じられないような出来事が目の前で繰り広げられた、という。 この人もごく普通の人で、けっしてわざと嘘を言うような人ではないし、こんな話を嘘でしても、変に思われるだけで、けっして何のご利益もないだろうから、正直に話をしているに過ぎない、と私は感じている。 しかし、どれだけ興味を持っても、どうも私自身はまったくその手の「霊感」とか言うものが欠如しているらしく、体験したくても体験する機会には一向に恵まれない。 一度でもいいから「幽霊」なるものに会って、話をしてみたい、と思っているのだが・・・・。 しかし、本によると、こういった霊現象というのは、あきらかに霊現象だ、と思える物もあれば、そうではなく、すぐに見過ごしてしまうような現象もあるらしい。 たとえば、何かをなくして探したが見つからない。ところが、ひょんな時に、何度も探してなかったはずの場所で、その探していたものが見つかった、というようなことも、その一つとしてあるらしい。 同じようなことを、私はごく最近経験した。妻に言わせると、歳のせいで頭がぼけてきたんでしょ!で片付けられてしまったが、いや、自分的には絶対そんなことはない、と思う。 なくしてから、それこそ、思い当たるところを全て探してみた。それでもなかった。 それが、ふとした拍子に、いつもはいているズボンのポケットから出てきたのだ。 もちろん、このポケットも何度もチェックしたし、ポケットを引き出して、裏表まで確かめたのになかったのだ。 それがなぜか、いつの間にか入っている・・・・・。これはなにか(あるいは誰か)のいたずらだったのだろうか? それとも!? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.10.15 05:42:20
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