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カテゴリ:スピリチュアル
いろいろな宗教、精神世界、スピリチュアル、新霊性運動、ニューエイジ、トランスパーソナル心理学、成功哲学、物理学の最前線、はては「ドンでも本」として分類されるような本などを読み漁っていると、だんだんと、それらの根底はたったひとつじゃないか、と思えてくる。 ここでごちゃごちゃといろいろなことを書いているが、それらは、このたった一つの真理のいろいろなレベルでの現れにすぎず、それらを突き詰めてゆくと実際には、その真理はたった一つに帰する、ということだ。 その真理というのは「全ては一つ」という単純明快なもの。 その当然の帰結として、次の真理が出てくる。すなわち「分離は幻想」というもの。 この二つ、究極的には「全ては一つ」というものと、実際に私たちが生きる世界に適用すべき「分離は幻想」という準真理(派生する真理、という意味で)で、ほとんどのことが説明できる。 ただ、これを科学的に証明することは「今のところ」出来ていない。たぶん、これからも出来ないかもしれない。 多くのスピリチュアリズムや宗教は、この「証明できない」ことを「信じる」「信念を持つ」ことによって乗り越えて、その結果現れる「この世」の真理を説いている。 この観点に立って聖書などを読むと、普通に言われている解釈とは別の解釈が可能となる。イエスの言葉、旧約聖書の各預言者の言葉など、ああ、こういうことを言いたかったんだな、ということが出てくる。 ただし、見方が違うので、必ずしもクリスチャンの方が考える解釈とは一致しない。 いや、一致しない方が多いだろう。 仏教の教え、ヒンズー教の教え、あるいはウパニシャッド、ヴェーダなどインドの古典、イスラム神秘主義のスーフィズム、もっと言えば、最近のスピリチュアル系で出てくる幾多の本、えんえんと種々の本が書かれている、マーフィなどの成功法則系の話、ユングなどの系譜を引く超心理学、シュタイナーの教育学・・・・・数え上げれば切りがないほど、この「真理」を元に読むと、すべての話が繋がってくる。 「原因と結果の法則」「引き寄せの法則」など、よく「xxの法則」というのが出てくるのも、全てその応用というか、現象世界への表れに過ぎない。 現象世界への接点において、「全てはひとつ」ということがどう現れるか、という観点で具体的に、科学的に、だんだんとその繋がりが見えてきてはいて、この「真理」は単なる「信仰」や「信念」から徐々に「そうある」という認識に近づいている。 でも、大事なのは、この「真理」を知ることではない。 この「真理」をどう生きるか、だ。 たぶん、基本的にはすべての宗教家は同じ地点から出発し、それを現実にどうおろすか、という方法論で違っているだけだろう、と思える。 その「方法論の違い」も「分離は幻想」という準真理に照らして解釈しないと、もともとの意味を取り間違えるのではないだろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.10.17 06:02:19
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