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枚方市教育委員会の張子の虎的な、こんな最新機器でこんなことをしていますといった、実効性の小さい施策は、留まるところを知らない。
高価なパソコンを導入しての放課後自習システムの活用状況も閑散としているが、だからといってもっと使えとプッシュするのでは、初めに機器ありきで本末転倒している。学校は、教育機器の会社に予算を回す都合のよい税金流入機関のようなものになってしまってはいけない。 教育を改善するならば、まず現場のニーズの聴き取りを綿密に行い、必要な箇所に予算を投入しなければならない。なによりも、子どもと生徒がじっくりと向き合うことのできるゆとりや、創意ある授業の工夫のための教材研究などに取り組める時間の保証であろう。 さて今度は電子黒板の導入が勝手に議会や教育委員会で薦められているという。現場からはそれが必要だというニーズの声など上がっていない。資本主義によって創られたニーズに、どこまでも踊らされていくのが、学校なのだろうか。貴重な教育予算とは、それら教育機器の会社を潤すためのものなのだろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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