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辺野古埋め立て工事開始のための事前協議について沖縄県は始っていないと主張していた。
が、実際には質問を送るなど事前協議に応じる行動をとっている。それらを経て、2015年10月、国は事前協議の終了を主張した。 あたかもそのタイミングを待っていたかのように翁長は「埋めたて承認の取り消し」を行う。 「瑕疵があるので埋め立ては取り消しができる」という「第3者委員会」の判断から3ヶ月が経過していた。 この3ヶ月間の「取り消し」の引き延ばしについて、いったい誰がその合理的な理由を説明できるだろうか。 「事前協議」の終了を待っていたという以外の説明は難しい。 (説明がある人はしてください。) 国は事前協議は終了しているとして、10月末、埋め立て工事を開始してしまう。 これを日々の闘いで一日、一時間、一秒でも阻止するのは、辺野古の現場の座り込みやカヌー隊しかなかった。 政治決着が裏切りを続ける中、現場は不屈の努力で埋め立てを阻止しようと努力を続ける。 私は彼等の行動には心から敬意を捧げるものである。 しかし、それは飽くまでも応急処置である。 現場の阻止行動自体が自己目的化すると運動のための運動になってしまう。 時にはそれがヒロイズムに繋がったり、あるいは人生そのものになってしまう。 重要なのは政治決着であり、そのための時間稼ぎが現場での阻止であることを忘れてはならない。 それなのに逆に政治の方が無用な先延ばしを繰り返すなら、現場の負担は無限に増えていくばかりである。 ところで、翁長は「いざとなったら、私自身が妻とともに現場で座り込んででも阻止する」と言ったと伝えられる。 しかし、いまだ翁長自身が座り込みに参加しているとは聞いたことがない。 (つづく) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.07.18 23:50:17
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