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ミニコミ●『にやにや笑う』は、不思議なことに真剣に取り組んだり、かわしたりする、何とも説明するには難しいけれど、でも<ミニコミ熱>が伝わってくる冊子です。
この度、新刊4号が刊行されました、。 お値段は「10000円」! いつもと同じように、A5判のカラー表紙のカワイイ体裁の本誌。 でも、「いちまんえん」はちょっと…。 あまりの値上げ率に???でした。 納品にいらした「にやにや笑う編集部」さん(こう書くと何か不思議な感じですね)にその理由を尋ねると…なるほど、うーん。 なかなか興味深いので、ぜひこのHPで「発言して欲しい」とお願いしました。 では、どうぞ! ■■□□■■■□□□■■□□■■□□□■■■□□■■□□□■■■□□■■ どうもこんばんは。0年代の劣等感刺激ミニコミ誌『にやにや笑う』の副編集長の山々山夫と申します。このたび僕らの雑誌の最新号、『にやにや笑う4号・白痴』が完成いたしまして、その推薦文と説明、てゆーか、少々、スペースお邪魔して、駄文、割り込み差し込み、申し訳ない、アクセス大好き、あ、こんばんは。山々と申します。よろしくね。 『にやにや笑う』は相当面白い雑誌です。特に今号! これを見て読んで、この雑誌のポテンシャルを感じられないで出版がどうこう語るやつはアホです。今号を読んで死んだ人も3人いる雑誌です。どうかご一読くださいませ。 『にやにや笑う4号・白痴』の値段は1万円になります。 どーん。 僕ら、1万円の雑誌作ってみたったんや。 なんで、1万円なのか、このことね、説明ね、するね、そのために私これ書いてるね。 『下らない雑誌が100円で売れないなら、面白い雑誌を1万円で売らないほうがいい』 はい、どーん。 ミニコミは売れないんですよね。無名の本はどんなに面白くてもなかなか売れません。みんなネットばっかやってて出版不況です。だから薄利しかでないのに、ミニコミを棚に置いてくださる書肆アクセスさんは素晴らしい本屋だなあ、志を買ってくれているんだろうなあ、頑張らないとなあ、と僕らは涙でパンツまでずぶ濡れなんです。ほんとだよ。 それで、どうせ売れないんなら、値段は高めにしたほうが目立つし、得なんじゃないの?っていう、作戦です。要は目立てばいいんですよ。パフォーマンスの1万円。おそらくこの日本で1万円の雑誌を作ったことがある人は僕ら以外にいないでしょう。 これでもくらえっ、てなもんです。 niyaniyawarau@hotmail.com はい、どーんどーん。 もう一つ1万円にした理由がありまして、今後この雑誌を続けていくためには、 「人と繋がる」ってのが大事なんじゃないかなあ(遠い眼)。応援してくれる人は近くにいて欲しい。僕らはこの雑誌を大きくするためには、書店に配本するよりも、自分の知人、そのまた知人、そのまた知人、そのまた知人、曽根崎心中、というようなコミュニティの広げ方で雑誌を売っていく、てのが今は最善の営業法っていうか、まあ、そんな感じのことを思いました。書店より手売り。そして読者と繋がろうね、って。 『にやにや笑う』宛に、「アクセスで見かけまして気になりました」ってメール下されば、500円で売りますです。だからアクセスで買わずにメールしたほうが消費者としてはお得ですね。9500円も違います。95%引きです。95%引きで売って「あげる」ってことは、買った人は僕らに9500円の借りができるってことです。僕らはしょうがないなあ、で『にやにや笑う』を売ってあげるのです。 そのことによって雑誌を通じて購読者には自動的に僕らへの恩義が発生し、ああもう、なんかしてあげなきゃ、いけないのかな、大幅割引で売ってくれたしなあ、んも~う。『にやにや笑う』最高! ってな感じの無理矢理恩着せ大作戦。考えた人天才ですね。アクセスの利益がどうとかは僕らは知りません。 どういう風に売る気か、とか詳細は、メールで聞いてください。 まあ、メールしてくる方も1万円で買う方もいらっしゃらないと思いますが。 まあ、あなたが『にやにや笑う』を読めなくても、損するのは僕らじゃありませんから。 どんどこどーん。 長々と失礼しました。ここまで読んだお前、偉い! 5号はいくらにしようかなあ。 あ、『にやにや笑う』はwebもあるんで、最近更新してないけど、よければどうぞ。 http://www001.upp.so-net.ne.jp/niyaniyawarau/niyaniya.html ばいちゃ。愛をこめて。 平成18年1月 山々山夫 ■■□□■■■□□□■■□□■■□□□■■■□□■■□□□■■■□□■■ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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