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今日は久しぶりに雨が降っていない。
陽がさすわけでもないけど。 もう秋の気配がします。 お待たせしました。 コクテイル文庫第一弾! ●『借家と古本 増補復刻版 コクテイル文庫1』荻原魚雷著・コクテイル書房刊・630円 が入荷しました。 以前、スムース文庫で刊行された●『借家と古本』(絶版)の復刻版です。 元版の内容に加え●『山口瞳通信』に掲載された「山口瞳ファン二代目の手記」が増補されています。 スムース文庫では、林哲夫さんの装丁。A5判。古家の、西日が射した郵便受け(のようなものだったと…)のしぶい写真が表紙でした。 今回はB6判で柄あり。石丸澄子さん装丁。 こちらもまた別の味わいのある顔になっています。後姿も。 久しぶりに●『借家と古本』を読んで、ああ、いいな、と改めて感じました。魚雷さんの文章は静かに沁みます。 一文、一文、ゆっくりと語りかけてくださってるようで、こちらも耳をすまし魚雷さんの言葉を聞くのです。 やさしいですよね。本当に。 秋の夜長にまたゆっくりと●『借家と古本 コクテイル文庫1』の頁を繰って、色々なことを思い出しながら、お酒でもちびちび飲みたいですね。 日が短くなって、夜が長くなったこの頃。 ●『借家と古本』に、しばらく夜の相方をお願いしたいと思います。すみません、魚雷さん。 ●『借家と古本 増補復刻版 コクテイル文庫1』荻原魚雷著・コクテイル書房刊・630円 →【目次】1-時間がない時代の考察、2-蛇行と直行、3-書生論再考、4-紅茶の時間、5-尾崎放哉のこと、6-辻潤病 (1~6 文壇高円寺より) 7-尾崎一雄のいろいろ、8-松本零士 夢よ希望の大四畳半、9-借家と古本、10-中央線ぬるま湯生活、11-古山高麗雄といた時間、12-鮎川信夫 幽霊船長の単独航海、13-インターネットと白鳥 (7~13 『sumus』より) 14-山口瞳ファン二代目の手記 (山口瞳通信 4号) あとがき お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年09月15日 19時50分38秒
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