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カテゴリ:Serie A
日曜日に行われたローマ対ラツィオの“ローマ・ダービー”。
結果は1対1の引き分けに終わったものの、気になったことが2つあった。 1つ目は、サッカーとは全く関係ないこと。それはローマのトッティの奥さん。 6月にタレントの彼女と結婚したトッティやけど、奥さんはめでたいことに妊娠中。予定日は10月20日。つまり先週の木曜日が予定日やった。その日にアウェイでUEFAカップの試合があったローマやけど、トッティはローマに残り、奥さんに付き添うことに。ところが奥さんが産気づくことはなく、日曜日に。何とスタジアムの観客席には奥さんの姿が。試合中何度もカメラに映された奥さんは常に笑顔で試合を観戦してた。 スタジアムにいるより病院にいたほうがええんちゃうの?いつ産気づくかも分からへんし、スタジアムの振動や歓声で子供もビックリって思うんやけど。それよりテレビで見る限り、妊娠してるようには見えへんかったんやけど、ホンマに妊娠してるんかな?ちなみに、今のところ出産のニュースは入ってきてません。 2つ目は・・あまり書きたくないけど、また観客席から物が投げ込まれたこと。 試合の詳細は省くとして、ファウルがきっかけで少し小競り合いになって両クラブの当事者を主審が呼び出したときに物が投げ込まれた。それが(言い方は悪いけど)ウマイぐあいに主審の顔に直撃した。おそらく投げたのは状況からしてラツィオのサポーター。大きさはコインぐらい。ローマのスタジアム、オリンピコは陸上用のトラックがあるから、多くのサポーターが投げ込んだうちの1つが偶然にも直撃したんやろう。 ただ、この日の主審、パパレスタは見事やった。物が当たったのを見て駆け寄ってくる医療スタッフを制止して、毅然とした態度で試合を再開した。もしかすると怪我はたいしたことなかったかも知れん。でも、あの場面で大げさな行動をとったり、試合を中止させるようにしてたら事態はもっとひどくなってたかも知れん。それを被害を最小限に食い止め、試合を成立させたパパレスタはスゴイと思う。 とはいえ問題はサポーター。前節も他の試合でロケット花火が打たれて、今節は物が投げ込まれた。ローマ・ダービーでは一昨シーズン、「子供が警官に引かれた」ってデマが流れて観客が暴動を起こして、試合が途中で中止になったことがある。ローマ限定で見ても、昨シーズンのチャンピオンズリーグでコインが投げ込まれて主審に当たって前半で試合が終了したことがあった。 ダービーで熱くなるのは分かる。でも物は投げたらあかん。前にも書いたように、ファン1人1人が「サッカーとは?」をもう一度考え直さなあかんと思う。せっかく見に、応援しに来たのに途中で終わったら面白くないし、暴動でも起きたら自分の身が危険になるだけ。もちろん勝ったら嬉しいし、負けたら悔しく腹が立つ。 でもサッカーってそれだけのモノなんか? ほな、また。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.10.26 11:01:32
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