盲信って楽なんですよ。何も疑わずに信じているから。
私もオーディオに関することで、いくつか信じ切っていることがあります。信じているから、それで音が悪くなるなんて考えないし、テストもしない。そういうものです。
例えば「50Hzよりも60Hzが良い」ということ。関西に住んだ2年の経験が大きかったですね。部屋の相違はもちろんあったけど、ヘッドホンの音すら違ったもんね。
60Hzだけで無条件に音が良くなるなんて事あるわけない。でもいいんです。否定の説明なんていりません。ボク信じてるから。
信じているからこそ、その手の機器を買うのに迷いはありません。幸せな買い物なんです。
年始一発目はそんな幸せを私に。
セールで安かったので、思わず買ってしまいました。バック工芸社のパワーサプライ APS-100 通称"f-clef"です。しかも2台(爆
出力容量100Wは前段機器にしか使えませんが、出力周波数はもちろん60Hzで、出力電圧103Vは理想的。これは実にお買い得でした。だってバック工芸社の知名度がないだけで、製造は私が使っているFirst cry Mythiqueと同じ光城精工なのですから。
そのf-clefはまだ使っていません。どうしようか考えているところ。
ただラック(クアドラスパイア)下段下にセッティングだけしました。この場所にf-clefを置くと、機器に接続するACケーブルが短くて済むメリットがあります。最短30cmでも十分。
これで我が家には、DENKEN DA-7050HG と First cry Mythique とバック工芸社 f-clef×2台の計4台のパワーサプライがあります。プリアンプ(Ayre K-1Xe)とデジタル機器(Esoteric UX-1 Limited、G-25U、CHORD QBD76)各1台ずつに1台のパワーサプライをあてがい60Hz化することもできますし、それでやりすぎなら、一台はアナログ系に回すこともできます。
CHORD製品はスイッチング電源なので、パワーサプライで60Hz化した後にplitronのトランスで100V→240V化して電源供給するなんて荒技も可能。
いやぁ新年早々楽しみになってきました。関西以西なら、こんな60Hz化の投資もいらんのになぁ。政府も200V化推進の前に、全国60Hz化してくれないかしら。
そういえば、Kg買いしたplitronのトランスのこと書いてなかったですね。明日にします。