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今朝、手術後1年検診で胃カメラ。
去年都合4回胃カメラをして自信があったのに、今日は不調。 管が入ってきたとたんから、えづきが始まり、検査の間ずっと間歇的にえづいていた。去年の4回目なんかは一度たりともえづかず、冷静に自分の胃を見ていたのに、根性のない話。 久しぶりでのどや食道がびっくりしたのか、去年よりも元気になって、異物に抵抗する力が出てきたのか。 X医師の手が前後に動いて胃の内容が目の前に現れる。もちろん昨日の20時以降何にも食べてないので中はからっぽのはずなのに、黄色い液が所々出てくる。 「胃の下半分を切った人のほとんどは幽門がなくなるので、胆汁が上がってくるのです。特に症状ないですか?」とX医師が聞く。首をかすかに横に振る。 時々、赤い斑点や白い斑点が見えてドキリとするが、医師のほうはノーコメント。 時間にして5分程度か。胃カメラが抜かれて検査終了。胃が小さくなった分速いのか。 「何にもありません。ただ、胆汁がよく出ているので胃が荒れてますね。症状があれば薬出しますけど。」と再度確認。 何にもないですと答えると、「あなたのがんは再発しやすいので、定期的に見たほうがいいですね。」と思い出したようにいう。 それはわかってるけど。 「あ、CTもとってますね、いまから見てきますから。腫瘍マーカーとか、胸のレントゲン、まったく正常です。」と言い残して部屋を出て行った。 しばらくぼんやりまっていると再びX医師が入ってきて、「CTも異状なし。転移はありませんよ。」といってくれた。 「じゃぁつぎは6月適当な日に。血液検査だけしましょう。」 「えっと、今日の検査の結果は月曜日に聞きに来る予定でしたね。」というと。 「いや、もういいデス。いまぜんぶ言いましたから、だいじょうぶですよ。」 というわけで、あっという間にスピード検査が終了した。 これで、月曜日の時間と診察代が節約できた。X医師のほうは患者が1人減って時間は節約できたが、病院の実入りがわずかに減少したことに。 こういうところがX医師の真骨頂でもあって、患者の都合を優先して無駄な動作を省こうと心がけてるようだ。ただ、時々忙しすぎて無駄足になることもあるが。 とりあえず1年生き延びた。 「異状なし」はうれしい。 がんはいずれ何らかの形で姿を現す可能性が高い。できるだけ早くその兆候を察知して対応できればと思う。 減胃庵では、がんに関する情報を集めたホームページ「cancerwatch」を開設しています。ご関心のある方は一度ご覧ください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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