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テーマ:がんとつきあう(104)
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がんサイトサーフィンやってたら、「史上最凶の乳ガン患者の闘病記」というのを見つける。
読み出したら妖しく面白い。 柳原和子とか特別扱いの究極の優等生患者に腹を立て、自分のやりたいように自分の治療もやってしまおうと考えた「最凶」夫人の乳がん闘病HP。 ある日、暇をもてあまして胸を触っていたらなにやらしこりらしきものが手に触れてあせりまくり、すぐに東大出のクリニックにいくがそこで紹介された病院がだめで、勝手に国立がんセンターに。 しかし、ここでも扱いはもうひとつ。 そこで、ネットサーフィンで見つけた慶応の問題医師・近藤誠氏のところへ押しかけると、有名人の割りにすんなり診察を受けることができた。 近藤医師の言うことは一つ一つ筋がとおっているのですぐに信頼し、紹介された遠隔地の病院で手術。その後慶応で治療を続け、一段落しているらしい。 その間、抗がん剤でスキンヘッドになった頭の記念写真を撮るついでに、パンク系のコスチュームと切った乳房をぎりぎりまで見せてセミヌード写真をとる。 治療費を稼ぐためにその経緯をエッセーにして、横河電気の賞を取って50万円もらったところでHPは終わっているが、平行してブログも書いていて、あらゆるがんの権威を得意の毒舌で縦横にきりまくる。 立派な本を出しているからこそ、「がんの権威」といわれる医師に次々かかることができたのに「特別扱いしないで」とのたまった柳原和子氏を、ほんとは「私こそがん患者の優等生、みんな真似できないでしょ」とお高いところからかましていると、ばっさり切ってしまう。 おいおいそこまで言って大丈夫なの?とハラハラ。 ガンはこんな気持ちで吹き飛ばせってところ。楽しくなる闘病記、ぜひご一読を。 筆者の美しいセミヌードも一見の価値がありますよ。 減胃庵では、がんに関する情報を集めたホームページ「cancerwatch」を開設しています。ご関心のある方は一度ご覧ください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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